関西には私鉄を中心に、車窓を流れる風景や文化特色を活かした観光列車が走ります。今回は関西地方の観光列車をご紹介します!
京都府の観光列車
[京都府を走る観光列車]丹後くろまつ、丹後あかまつ、丹後あおまつ、嵯峨野観光トロッコ、京とれいんなど
丹後くろまつ(京都丹後鉄道)
「丹後くろまつ」は、丹波の特産品をふんだんに使用したお料理がいただける、京都丹後鉄道の観光列車。車両は、全国各地の観光列車を手がける水戸岡鋭治氏がデザイン。天然木を贅沢に使用した車内。暗めのトーンで大人の雰囲気が漂います。
シーズンや列車によって料理の内容が変わるので、リピーターにも人気の列車です。
▽くろまつの詳しい記事はこちら!
嵯峨野観光トロッコ
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色。京都・保津峡の美しい景色が楽しめる「嵯峨野観光トロッコ列車」。トロッコ列車は1時間に1本の割合で運行。旅行シーズンには満席になる事も多く、確実に乗るなら予め予約しておくのがおすすめです。
5両編成のうち嵯峨方の1両は窓ガラスがないオープン車両「リッチ号」。風や気温を肌で感じられる「リッチ号」は、嵯峨野観光トロッコ列車の中でも1番人気です。
▽嵯峨野観光トロッコの詳しい記事はこちら!
奈良県の観光列車
[奈良県を走る観光列車]あをによし、青の交響曲など
あをによし(近鉄)
近鉄の観光特急「あをによし」は、大阪・奈良・京都の三都を乗り換えなしで結びます。
天平時代に縁起の良い文様とされた「花喰い鳥」をイメージしたエンブレムや、正倉院の宝物をイメージした側面デザインなど、奈良の和の美しさ、尊さを表現。2号車の一角には販売カウンターがあり、往年のスナックコーナーを思い起こさせてくれます。
▽あをによしの詳しい記事はこちら!
青の交響曲(青のシンフォニー)(近鉄)
近鉄南大阪線・吉野線を走る観光特急。まるで『走る喫茶室』のような豪華ラウンジ車両や、ゆったりとしたシートが特徴。
ラウンジ車両でいただけるのは「大阪マリオット都ホテル」のシェフ考案のケーキ。「青の交響曲」の車内でしか食べられないオリジナルケーキで、内容も季節毎に変わります。
▽青の交響曲の詳しい記事はこちら!
和歌山県の観光列車
[和歌山県を走る観光列車]天空、めでたい電車、たま電車、パンダくろしおなど
天空(南海)
世界遺産を有する高野山と難波を結ぶ南海高野線。中でも山岳区間である橋本〜極楽橋間を走る観光列車が「天空」。
「天空」の一番の魅力が、2両目の最後部にある展望デッキ。風を浴びながら高野山の自然を全身で感じることができます。終点「極楽橋駅」からは高野山ケーブルに乗って高野山へ。
▽天空の詳しい記事はこちら!
めでたいでんしゃ(南海)
南海電鉄の観光電車「めでたいでんしゃ」。水色の「めでたいでんしゃ かい」、ピンク色の「めでたいでんしゃ さち」、赤色の「めでたいでんしゃ なな」、黒色の「めでたいでんしゃ かしら」の4匹が加太線を走ります。
▽めでたいでんしゃの詳しい記事はこちら!
ウエストエクスプレス銀河(紀南コース)
あ
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