JR西日本長距離観光列車「WEST EXPRESS 銀河 (ウエストエクスプレス銀河)」。今回は昼間に和歌山県の「新宮駅」を発車する紀南ルート上りに乗車。きれいな海と地元のみなさんのおもてなしを楽しみました。
*2023年9月の情報を基に作成しています
- TikTokでも紹介しています!
- ファーストシートで過ごす銀河の旅の始まり
- フリースペースで開催されるマルシェ
- 太平洋を望みながら走る銀河
- 停車駅で開催されるおもてなしマルシェ
- 事前予約制の「紀州の味づくし みくまの弁当」
- 終点京都に向けてラストスパート
- 関連リンク
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@masatetsudo ウエストエクスプレス銀河紀南ルート。新宮から京都まで昼行列車の旅! #ウエストエクスプレス銀河 #鉄道 #鉄道旅 #鉄道旅行 #乗り鉄 #食べ鉄 #和歌山旅行 #和歌山 #JR西日本 ♬ France Accordion Swing - MIZUSATO Masaki
ファーストシートで過ごす銀河の旅の始まり
旅のスタートは「新宮駅」から。ここを境に線路はJR西日本とJR東海に分かれる、鉄道の要所の駅でもあります。
駅前には、銀河を歓迎する幟がたくさん。
ホームにも銀河の旗がはためいています。
ホームにあった銀河の絵は、なんとペットボトルのキャップで作られていました!
「ウエストエクスプレス銀河」は「新宮駅」を13時2分に発車します。
12時頃。電留線から入換を開始する銀河。
12時20分頃、ホームに「ウエストエクスプレス銀河」がゆっくりと入線してきました。
今回乗車するのは、先頭1号車の「ファーストシート」。
昼行でも1ボックスを1人で利用する事ができるので、かなりゆったり過ごせます。
「新宮駅」を発車。駅のホームからだけでなく、事務所からも手を振るスタッフの皆さん!
フリースペースで開催されるマルシェ
早速、4号車のフリースペースでは「銀河熊野マルシェ」が開催されていました。
銀河とコラボした地元の特産品が販売されています。
購入したのは「きわみ100%ストレートみかんジュース」。銀河とのコラボラベルが素敵!
ジュースは冷えていないので一緒に購入した、氷がたっぷり入ったウォーターボトルにジュースを入れて、冷たいジュースのできあがり!
「銀河オリジナルバーガー」も購入しました。
蓋を開けると、バンズに銀河の焼印が入ってる!
熊野牛のコロッケを挟んだバーガー。美味しい!
購入記念品に、熊野の香りのフローラルウォーターを頂きました。熊野の香りってどんな香り?使うのが楽しみ!
太平洋を望みながら走る銀河
列車は「紀伊勝浦駅」に到着。
わずか5分の停車時間でしたが、地元の方がお出迎え。大きな魚の凧が、迫力があってびっくり!
旅の途中でとても役に立ったのが「和歌山大学きのくに線活性化プロジェクト」の学生さんが作成した「うみえるマップ」。
海が見える区間とその通過時間が書いてあって、とても参考になりました!
車窓に太平洋を望みながら列車は走ります。
途中「湯川駅」でしばらく停車したのですが、海が目の前のオーシャンビュー!
白波が立つ太平洋の、荒々しくも美しい景観をじっくりと楽しむことができました!
停車駅で開催されるおもてなしマルシェ
家々の向こうにかろうじて立杭岩を見ながら、列車は「串本駅」に到着。
ここでは36分停車します。
駅のコンコースではマルシェが開催されていて、地元の特産品やおみやげなどが販売されていました。
列車は「串本駅」を発車。
「和深駅」では「くろしお」と行き違い。
日もだんだん落ちてきて、海の輝きが増してきた印象。
列車は「周参見駅」に到着。ここでは18分停車します。
駅舎の中にある「コーヒースタンド YUP!」では、銀河のオリジナルブレンドコーヒーが販売されています。
銀河をイメージしてブレンドされたというコーヒー。
「串本駅」で購入したかりんとう饅頭と焼きドーナツとともにおやつタイム!
「コーヒースタンド YUP!」で購入したコーヒーパックのパッケージが、鉄道ファンの心をくすぐるデザイン!
沈みゆく太陽。
夕日は見られなかったけど、空には夕焼けに染まる真っ赤な雲が広がっていました。
黒潮市場の明かりが遠くに見えたら、海が見える区間はここで終わりです。
「海南駅」に到着した頃には、すでに辺りは暗くなっていました。ここでは20分停車します。
ウェルカムボードがきれい!
改札前のセブンイレブンでは「ウエストエクスプレス銀河」のオリジナルグッズの販売が。
また海南市の観光協会の物販コーナーでもおみやげや、銀河オリジナルベーグルの販売が行われていました。
事前予約制の「紀州の味づくし みくまの弁当」
列車は「和歌山駅」に到着。
ここで、事前に予約しておいたお弁当を受け取ります。
立派な紙袋に入っているのは「紀州の味づくし みくまの弁当」。「tabiwa by WESTER」で5日前の18:00までに予約が必要です。
「ホテルグランヴィア和歌山」製のお弁当。「みくまの」とは紀南地方、および熊野三山を表す言葉なのだそう。
お品書きを見ながら、じっくり頂きましょう。では、オープン!
おぉー!彩り鮮やか!美味しそう!
錦糸卵がのった梅ちりめんご飯。
熊野牛のすき煮は、柔らかくて旨み濃厚で絶品!赤足海老はあられ揚げに。梅真鯛に湯浅醤油を使った幽庵焼き。鮪の時雨煮や白胡麻豆腐など。まさに食材で楽しむ和歌山一周の旅!
終点京都に向けてラストスパート
新大阪駅を発車すると、117系はまるで往年の新快速のように東海道線を快走! pic.twitter.com/vM1VDoX1Sw
— マサテツ (@masatetsudo) 2023年10月5日
列車は天王寺駅から大阪環状線、そして梅田貨物線へと入り「大阪駅」の地下ホームへ。「新大阪駅」を発車すると、まるで117系新快速が蘇ったかのように東海道線を快走。
まだ電気がついた梅小路蒸気機関車庫が見えてくると、列車はまもなく旅の終わり「京都駅」に到着。
「新宮駅」から7時間51分。車窓に見どころあり、地元の皆さんの物産展もあり、楽しい旅となりました。
昼行の銀河は初めてでしたが、車窓がゆっくり楽しめるのがいいですね。次回は夜行で。
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