愛媛県を走る観光列車「伊予灘ものがたり」。今回は夕方に八幡浜を発つ「道後編」に乗車。道後編でしか見られない、夕日が沈む絶景の伊予灘を楽しみました。
*2021年11月の情報を基に作成しています
賑やかなお見送りで八幡浜を発車
「伊予灘ものがたり」は、愛媛県の予讃線(海線)の通称「愛ある伊予灘線」を走る観光列車。4便ある中から今回は八幡浜16時05分発の「道後編」に乗車します。
現在の「伊予灘ものがたり」の車両は2021年12月がラストラン。2022年春からは新しい車両に生まれ変わります。車両にはラストランヘッドマークが掲げられていました。
八幡浜を出てしばらくすると、車窓には賑やかなお見送りが見えてきました!
サンタの格好をした、かわいいワンちゃんも!
アフタヌーンティーで優雅な午後のひとときを
さて、車内では食事の準備が始まりました。「道後編」で頂ける食事は、松山市にある「プチパリ」のアフタヌーンティー。
わぁー!かわいい!美味しそう!
パテドカンパーニュを挟んだサンドイッチ。
サクサクでバターの風味広がるクロワッサン。
上品な甘さのガトーショコラ。マカロンフレーズはいちご味。
可愛くあしらわれたアップルデニッシュ。
そして「ありがとう」と書かれたクッキー。今回のメニューは2017年4月に伊予灘ものがたりがアフタヌーンティーの提供を始めた当時のメニューから厳選されたものだそう。運行開始当初からラストランまでの想いを馳せるメニューなのです。
伊予灘をゆったりと眺めながらいただくアフタヌーンティー。まさに至福のひととき。
夕日が沈む伊予灘のクライマックス
「伊予灘ものがたり」は肘川を渡り、車窓には大洲城が見えてきました。昼間とは違った、夕日に照らされた大洲城の姿。
やがて窓の向こうには伊予灘が広がってきました。
昼間に見た伊予灘とは全く違い、オレンジに染まった伊予灘は美しい。
青春18きっぷのポスターにも採用された「下灘駅」に到着。
夕日が沈もうとする伊予灘の姿。これぞ伊予灘のクライマックス。こんなにも幻想的で美しいとは。感激です!地元の方も、ここまできれいに見える日はなかなか無いと言っていました。いい日に来てよかった!
伊予灘の夕日をイメージした「伊予灘ものがたり」のデザインが、そのまま車両の向こうに広がっています。
ラストランが近づく中、本当にいい光景に出会うことができました。
名残惜しいですが、下灘をあとに。
夕暮れ時の伊予灘ものがたり
イルミネーションが輝く「伊予上灘駅」に到着。
こんな時間にも関わらず、地域の方がかわいい猫ちゃんと一緒にお出迎え。こうして地域の方との交流が楽しめるのも「伊予灘ものがたり」の魅力のひとつです。
すっかり日も暮れた18時17分。「伊予灘ものがたり」は終着「松山駅」に到着。
現在の「伊予灘ものがたり」の車両は2021年12月27日がラストラン。2022年春からは新しい車両による「伊予灘ものがたり」がスタートします。新しい列車の旅も、今から楽しみですね。
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