マサテツ〜食べ鉄旅日記〜

楽しいリゾート列車 美味しいレストラン列車

JR東日本の「越乃Shu*Kura (こしのしゅくら)」|お酒がコンセプト『呑み鉄』には嬉しい列車

鉄道コム

f:id:masa-tetsudo:20210605144918j:image

数多くの銘酒がある新潟を走るのは「お酒」がコンセプトの観光列車。JR東日本の「越乃Shu*Kura」に乗って乗り鉄ならぬ「呑み鉄」旅を楽しんできました!

*2021年5月の情報を基に作成しています

お酒と景観を楽しむ列車


f:id:masa-tetsudo:20210605144857j:image

旅のスタートは「上越妙高駅」から。
f:id:masa-tetsudo:20210605144932j:image

「越乃Shu*Kura」の発車は10時2分。東京7時52分発の北陸新幹線「はくたか」が乗継ぎにはぴったり。
f:id:masa-tetsudo:20210605144928j:image

すでに「越乃Shu*Kura」はホームに停車していました!
f:id:masa-tetsudo:20210605144922j:image

運転日によって「新潟」または「越後湯沢」と行き先が変わります。この日は「十日町」行きの「越乃Shu*Kura」。
f:id:masa-tetsudo:20210605144852j:image

窓がとっても大きい!景色がよく見えそうです。元は「キハ40」という国鉄時代の車両ですが、レトロな面影はまったくありません。
f:id:masa-tetsudo:20210605144947j:image

では、車内へ。
f:id:masa-tetsudo:20210605144911j:image

リクライニングシートが並ぶ3号車。
f:id:masa-tetsudo:20210605144903j:image

座席の間隔が広くてゆったり。
f:id:masa-tetsudo:20210605144906j:image

お隣の2号車へ入ると、びっくり!列車の中とは思えない!おしゃれなバーに迷い込んでしまったかのよう。
f:id:masa-tetsudo:20210605144849j:image

酒樽をモチーフにしたスタンディングテーブルが、またおしゃれ。
f:id:masa-tetsudo:20210605144935j:image

窓ぎわに並んだカウンター。景色を楽しみながら呑むお酒は、また格別でしょうね。
f:id:masa-tetsudo:20210605144925j:image

この車両にあるのは「蔵守」と名付けられたサービスカウンター。
f:id:masa-tetsudo:20210605144900j:image

新潟の銘酒5種類が勢揃いした利き酒コーナー。おちょこ3杯の呑みくらべセットが人気みたい。
f:id:masa-tetsudo:20210605144940j:image

瓶の柄もかわいくておしゃれですね。
f:id:masa-tetsudo:20210605144944j:image

お酒に合いそうなおつまみも揃っています。
f:id:masa-tetsudo:20210605144914j:image

「越乃Shu*Kura」オリジナルのグッズ。ロゴが入ったおちょこは、おみやげにぴったり。

f:id:masa-tetsudo:20210605151227j:image

さて、いよいよ私が予約した1号車へお邪魔します。こちらは「びゅう」旅行商品として、食事とセットで発売される車両。
f:id:masa-tetsudo:20210605151224j:image

海が見える窓に向いたカウンター席。

f:id:masa-tetsudo:20210605151204j:image

その後ろの席も海の方へ向いています。
f:id:masa-tetsudo:20210605151155j:image

こちらは4人掛けのボックス席。グループで楽しくお酒が楽しめそう!
f:id:masa-tetsudo:20210605151217j:image

テーブルには早速、今日のメニューやおみやげなどがセッティングされてました。
f:id:masa-tetsudo:20210605151233j:image

さっきサービスカウンターで見た巾着!
f:id:masa-tetsudo:20210605151211j:image

「越乃Shu*Kura」のロゴが入ったおちょこが、おみやげで頂けました。これは嬉しい!

お酒に合うオリジナル料理


f:id:masa-tetsudo:20210605151200j:image

「上越妙高駅」を発車した「越乃Shu*Kura」。しばらくは田植えを終えた田園風景を眺めながら走ります。
f:id:masa-tetsudo:20210605151221j:image

北越急行の車両と出会う「直江津駅」。
f:id:masa-tetsudo:20210605151207j:image

最近オープンしたばかりの「D51レールパーク」のデゴイチが、一瞬チラリと見えました!
f:id:masa-tetsudo:20210605151214j:image

北越急行の高架線路は最短距離で十日町へ。対して「越乃Shu*Kura」は柏崎・長岡と遠回りしながら十日町を目指します。

f:id:masa-tetsudo:20210605152230j:image

1号車の旅行商品席ではお食事がスタート。内容は「基本コース」の他、日本酒を呑まない人向けの「ソフトドリンクコース」も用意されています。

日本酒が得意ではない私はソフトドリンクコースで。まずは洋梨の「ル レクチェ」のソーダ割り。
f:id:masa-tetsudo:20210605152223j:image

お食事が運ばれてきました!せっかくなので、新潟限定の生ビール「風味爽快ニシテ」とともに頂きます!
f:id:masa-tetsudo:20210605152238j:image

おぉー!これは美味しそう!見た目が美しい!
f:id:masa-tetsudo:20210605152235j:image

お料理は4種類。甘さが強い春キャベツを使ったメンチカツ。ふき味噌の苦味がいいアクセント。
f:id:masa-tetsudo:20210605152248j:image

帆立とクリームチーズという、一風変わった組み合わせを焼き春巻きで。これがとても美味しくてびっくり!帆立の繊維質な食感がおもしろく、濃厚なクリームチーズでお酒が進む。ほんのりわさびの香りもいい感じ。
f:id:masa-tetsudo:20210605152241j:image

上越産の野菜を使ったピクルスでお口直し。
f:id:masa-tetsudo:20210605152217j:image

ほんのり塩味広がる桜飯。春を感じさせる味わいがいいですね!料理の内容は往路、復路、また季節によっても変わるそう。
f:id:masa-tetsudo:20210605152227j:image

同行者さんは「お呑みになられる」方なので、グビグビと日本酒が進んでいます。
f:id:masa-tetsudo:20210605152245j:image

f:id:masa-tetsudo:20210605152251j:image

おちょこに注がれたお酒。『呑み鉄』さんにはたまらない列車ですね!

日本一海に近い青梅川駅

f:id:masa-tetsudo:20210605153856j:image

美味しいお酒と食事を楽しんでいると、窓の向こうに海が見えた!
f:id:masa-tetsudo:20210605153826j:image

しかも海岸線の目の前を走ってます。これはまさに絶景区間!
f:id:masa-tetsudo:20210605153839j:image

「越乃Shu*Kura」は「青梅川駅」に到着。
f:id:masa-tetsudo:20210605153847j:image

停車時間はわずか6分ですが、ほとんどの乗客が下車。
f:id:masa-tetsudo:20210605153832j:image

なぜなら「青梅川駅」は日本一海に近い駅だから!
f:id:masa-tetsudo:20210605153835j:image

日本海の大海原が広がります。
f:id:masa-tetsudo:20210605153829j:image

下を見ると波打ち際がすぐ目の前。まさに日本一海に近い駅!
f:id:masa-tetsudo:20210605153843j:image
f:id:masa-tetsudo:20210605153821j:image

碧く透き通った日本海と潮の香りをしばしの間楽しみました。

f:id:masa-tetsudo:20210605155452j:image

6分の停車時間はあっという間。乗り遅れないように。

のどかな景色にこころ和む


f:id:masa-tetsudo:20210605155430j:image

「越乃Shu*Kura」は海を離れ再び田園風景へ。
f:id:masa-tetsudo:20210605155437j:image

11時33分。列車は「長岡駅」に到着。
f:id:masa-tetsudo:20210605155443j:image

17分の停車時間の間に進行方向が変わり、私が乗る1号車が先頭となります。

f:id:masa-tetsudo:20210605155439j:image

長岡を境に信越線から上越線へ。さらに越後川口からは飯山線を、信濃川に沿って走ります。
f:id:masa-tetsudo:20210605155446j:image

小さな窓から前面展望。沿線にはカメラマンの姿も。
f:id:masa-tetsudo:20210605155449j:image

1号車でのお食事もいよいよ最後。ソフトドリンクセットでは、雪室コーヒーと雪国ドーナツがセットで付きます。
f:id:masa-tetsudo:20210605155434j:image

さらにおみやげに米粉のクッキーも頂きました。美味しそう!

f:id:masa-tetsudo:20210605160702j:image

上越妙高から2時間30分。「越乃Shu*Kura」は終点「十日町駅」に到着。
f:id:masa-tetsudo:20210605160659j:image

景観や食事をコンセプトとする観光列車は数あれど、お酒をメインに楽しめる列車は「越乃Shu*Kura」ならではの魅力。それだけでなく、日本一海に近い駅やのどかな景観も美しく、お酒が飲めない人でも十分楽しめる列車の旅でした。
f:id:masa-tetsudo:20210605160656j:image

十日町からは再び「越乃Shu*Kura」で戻るも良し。北越急行で越後湯沢へ抜けるもよし。さらに、もう一つの観光列車「おいこっと」に乗って飯山線を横断するのも手の一つです。

関連リンク

関連記事

JR東日本の「海里」|新潟・庄内の食と日本海の絶景を楽しむ列車 - マサテツ〜楽しく美味しい列車旅〜

新潟駅の「焼漬鮭ほぐし弁当」|越後の郷土料理 鮭の焼漬[駅弁] - マサテツ〜楽しく美味しい列車旅〜

関連書籍

鉄道イベント情報

185系 新宿~甲府間(ツアー)(2021年7月10日) - 鉄道コム

東武 SL大樹ふたら 運転(2021年6月12日) - 鉄道コム

多度津工場 登録有形文化財特別公開ツアー(2021年7月10日) - 鉄道コム

東北新幹線 リモートワーク実証実験第2弾 実施(2021年6月14日) - 鉄道コム

天竜浜名湖鉄道 ゆるキャン記念入場券・1日フリーきっぷ 発売(2021年6月7日~) - 鉄道コム

越乃Shu*Kura公式サイト

www.jreast.co.jp