北陸地方には、日本海や立山連峰といった風光明媚な景色を活かした観光列車が数多く走ります。さらに、海の幸が味わえるレストラン列車も魅力です。今回は北陸地方の観光列車をご紹介します。
富山県の観光列車
[富山県を走る観光列車]べるもんた、一万三千尺物語、アルプスエキスプレス、ダブルデッカーエキスプレスなど
べるもんた(JR氷見線・城端線)
高岡を起点に山側の城端線、海側の氷見線を走る観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」略して「べるもんた」。国鉄時代に製造された「キハ40」の面影を残しつつ、落ち着いた大人の雰囲気に改造されています。
「べるもんた」の車内にあるのが、寿司カウンター。富山市にある「とやま鮨」の寿司職人が乗車し、車内で握りたての寿司が頂けるのです。雨晴海岸の美しい車窓を見ながら富山の海の幸を楽しんでみては。
▽べるもんたの詳しい記事はこちら!
一万三千尺物語(あいの風とやま鉄道)
富山駅を出発し、雄大な立山連峰と美しい富山湾を眺めながら再び富山駅へと戻る、あいの風とやま鉄道の観光列車。旧国鉄時代に製造された「413系」という車両を改造。床、テーブル、天井に至るまで富山県産の「ひみ里山杉」がふんだんに使われた、上質な車内空間が魅力です。
午前中に富山駅を発車する便でいただけるのは、車内で握られたお寿司。富山湾で揚がった新鮮な旬の地魚を楽しむことができます。
▽一万三千尺物語の詳しい記事はこちら!
石川県の観光列車
[石川県を走る観光列車]花嫁のれん、のと里山里海号など
花嫁のれん(JR七尾線)
金沢〜和倉温泉間を走る観光列車。加賀の伝統と美をイメージした列車。輪島塗と加賀友禅をイメージした赤と黒のボディが目を惹きます。
金箔が貼られたゴージャスな車内。事前に予約すれば、七尾市出身の世界的パティシエ辻口氏監修のスイーツや、天保元年創業「大友楼」が手掛けた和軽食セットなどがいただけます。
▽花嫁のれんの詳しい記事はこちら!
のと里山里海号(のと鉄道)
「のと鉄道」の七尾〜穴水間を走る観光列車。デザインを担当したのは、三菱自動車のランサーやギャランFTOなどのデザインを手がけた山村真一氏。「輪島塗」や「田鶴浜建具」など、沿線の伝統工芸品がふんだんに使用されています。
事前予約制で寿司御膳やスイーツをいただくことができ、能登の里山里海の美しい景色とともに旅を楽しむことができます。
▽のと里山里海号の詳しい記事はこちら!
福井県の観光列車
[福井県を走る観光列車]福井鉄道レトラムなど
関連リンク
鉄道イベント情報
復刻カラーつばさ号 東京~山形間(ツアー)(2023年6月18日) - 鉄道コム
西武 電車フェスタ2023 in 武蔵丘車両検修場(2023年6月3日) - 鉄道コム
阪堺電気軌道 第25回路面電車まつり(2023年6月10日) - 鉄道コム