2023年7月にデビューした、東武鉄道の新型特急「スペーシアX」。今回は、コックピットラウンジとプレミアムシートに乗車。まるでホテルのような空間でスペシャルなお弁当をいただきました！
＊2023年7月の情報を基に作成しています
- TikTokでも紹介しています！
- 新しくなった「スペーシアX」専用ホーム
- まるでホテルのようなコックピットラウンジ
- コックピットラウンジにある「ゴエンカフェ」
- 沿線の食材を使った「スペーシアXスペシャル弁当」
- 伊勢崎線から日光線へ
- 高貴な白と美しい流線形
- 快適なプレミアムシート
- 東武の未来を担うフラッグシップ特急
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@masatetsudo 2023年7月にデビューした東武特急「スペーシアX」。コックピットラウンジと車内カフェで優雅な列車旅！#鉄道旅 #鉄道旅行 #鉄道 #乗り鉄 #食べ鉄 #東武 #東武鉄道 #東武特急 #スペーシアX ♬ I Can Feel It v3 - Nick Sena and Danny Echevarria
新しくなった「スペーシアX」専用ホーム
「スペーシアX」は「浅草駅」と「東武日光駅」または「鬼怒川温泉駅」間を1日2往復、木金土休日には4往復運行します。
「浅草駅」のホームは「スペーシアX」専用ホームとしてリニューアル。木目調の装飾が素敵で、旅の気分を盛り上げてくれますね。
まるでホテルのようなコックピットラウンジ
スペーシアXが浅草駅に入線！カッコいい！
— マサテツ (@masatetsudo) 2023年7月24日
駅の放送でも「新型特急」って案内してたよ！ pic.twitter.com/Td9mTx1MYY
「スペーシアX」がゆっくりと入線してきました！カッコいい！
スペーシアXの車外表示器。これはめちゃくちゃカッコいい！ pic.twitter.com/UgBE6vKFES
— マサテツ (@masatetsudo) 2023年7月24日
ホームに着いた「スペーシアX」。まず目に入ったのは、車外表示器のディスプレイ。行き先や停車駅案内だけでなく、車内を紹介する映像や「スペーシアX」のロゴを用いた映像演出などもあり、先進的で凄い！
狭い「浅草駅」。外観の見学は後にして、清掃が終わった車内へ。今回乗車するのは、先頭1号車の「コックピットラウンジ」です。
デッキから天井見上げると、空や木々が見える！天井にはデジタルサイネージが設置されていて、四季の風景を映し出しています。
おぉー！素晴らしい！列車の中とは思えない！
一般的な座席ではなく、1人掛け、2人掛け、4人掛けのソファーが並んでいます。
煌びやかな豪華さではなく、気品のある落ち着いた雰囲気が感じられます。「コックピットラウンジ」の名の通り、まるでホテルのラウンジにいるかのような空間です。
今回は運転席のすぐ後ろの1人掛けソファー席で、旅を楽しみたいと思います！
「浅草駅」を発車した「スペーシアX」。早速運転席の窓の向こうには東京スカイツリーの姿が！列車の中からスカイツリーを真正面に見られるのは「コックピットラウンジ」の特権です！
ソファー席に座って運転席を見た様子。座った状態では前面展望がいいとは言えなさそう。
席から立つとこんな感じ。他の乗客の邪魔にならないように、展望を楽しみましょう。
下り列車のコックピットラウンジの特権！ pic.twitter.com/zfTxm7C0rf
— マサテツ (@masatetsudo) 2023年7月24日
大きな窓と広々とした運転席から運転するのは、さぞ気持ちいいだろうなー。
コックピットラウンジにある「ゴエンカフェ」
「コックピットラウンジ」にはカフェカウンター「GOEN CAFE SPACIA X(ゴエンカフェスペーシアエックス)」があり、コックピットラウンジの乗客は自由に利用する事ができます。「ゴエンカフェ」ではアルコールやソフトドリンク、おつまみ、スイーツなどが販売されています。
「ゴエンカフェ」にはビールサバーが設置され、列車の中で新鮮なクラフトビールが頂けます。
日光ブルーイングの「日光ラガー」をいただきます！程よい苦味と爽快感が味わえるビール。美味しい！他にも「いちごエール」や、ゲストビールとして伊勢角屋の「ゆずIPA」や「X PA」といった4種類のクラフトビールが楽しめます。
「ゴエンカフェ」のメニューの中から、お酒に合うおつまみメニューをいくつか。
こちらは「頂鱒とらっきょうのリエット」。リエットとはフランス料理でパテに似たもの。栃木県のブランド鱒「頂鱒」の味わいが口の中いっぱいに広がります。さらにピンクペッパーが、そしてらっきょうの食感がアクセント。この日は売り切れていたのですが「クラッカービスケット」でディップしながら頂くのもおすすめだそう。
栃木県のブランド豚「あさのポーク」を使った「あさのポークジャーキー」。スモークされたあさのポークは、ほんのり燻製の香りに噛めば噛むほど肉の旨みが広がる！日光・柏崎商店の山椒が入っているそうで、ちょっと大人の味に仕上がっていました。
沿線の食材を使った「スペーシアXスペシャル弁当」
「スペーシアX」の車内では本格的な食事の販売はありませんが「浅草駅」1階にある売店「ACCESS」で駅弁が販売されています。
その中でも今回は「スペーシアX」の運行開始に合わせて開発された「Xプレミアム」シリーズのお弁当「スペーシアXスペシャル弁当」をいただきます！
東武沿線にあるプレミアムな食材を使用した「Xプレミアム」シリーズ。中に入っていた冊子にはお弁当の紹介だけでなく、メニューを監修したお店や生産者の紹介もされていました。では、オープン！
わぁー！凄い！彩鮮やかで美味しそう！
浅草にある老舗洋食店「アリゾナキッチン」謹製の時雨飯には、とちぎ和牛を使用。和牛は冷めても柔らかくて旨みがしっかり。濃厚コクに生姜の風味がアクセントに効いてます。
きれいな見た目のちらし寿司には、清滝養鱒場で育てられた栃木県のブランド魚「日光清滝プレミアムヤシオマス」の塩麹マリネを使用。これは、厳しい基準をクリアした特別な個体にだけ与えられる称号なのだそう。
しっとり柔らかな国産和牛のローストビーフ。日光名物の湯葉は、白味噌とともにグラタン風に。柚子胡椒の香りがアクセント。
同じ「Xプレミアム」シリーズのスイーツ。それが「天空の湖」。
奥日光・戦場ヶ原の水を使ったゼリーは、湖をイメージ。奥日光て育ったいちご「なつおとめ」は香りが高くて、甘味と酸味のバランスが絶妙！ぷるんぷるんのゼリーの底から上品な甘さの白あんのムース。
カフェで購入した「日光珈琲」の日光ブレンドと共に頂きました。コクとフルーティーさを持ち合わせたタンザニアの豆をベースとしたブレンドコーヒー。苦すぎずスッキリとしているので飲みやすい！
伊勢崎線から日光線へ
列車は「東武動物公園駅」を通過。伊勢崎線とお別れし、日光線へと入ります。
窓の向こうには住宅地から、のどかな田園風景の車窓に変わりました。
喉が渇いたので「ゴエンカフェ」へ。購入したのは、日光由来のスパイスが効いたコーラ。その名も「ニッコーラ」。スパイスの香りが爽やかで、暑い夏にぴったりなドリンク！
SLの機関庫が見えてきたら「下今市駅」。
鬼怒川線に入り、大谷川を渡ります。
「スペーシアX」は、終点に向けてラストスパート。
浅草から約2時間。列車は終点の「鬼怒川温泉駅」に到着しました。
高貴な白と美しい流線形
折返しまで時間があったので、外観をゆっくり見学します。「スペーシア」譲りの流線形が素敵！ライトは39個のLEDを採用しているそう。
ボディーカラーは、日光東照宮の陽明門の胡粉塗りを意識したという、高貴な白。色んな写真を見ていると、光の角度で白の見え方が変わるみたい。
窓枠は、江戸文化の組子や竹編み細工を取り入れたデザイン。インパクトがあるし、列車名の「X」にも通じるものがありますね！
快適なプレミアムシート
清掃中の「スペーシアX」。ゆっくり鬼怒川や日光を観光したい所ですが、今回は折返しすぐの「スペーシアX」に乗って東京へ戻ります。
帰りに乗車したのは「プレミアムシート」。6両編成中1両しかない車両で、ホームページでは『ラグジュアリーな移動を実現する』とある、上位シートです。
座席は2人掛けと1人掛け。ダークグレーの絨毯にオレンジ色のシートが映えます。
シートはバックシェル構造になっていて、後ろに気兼ねなくリクライニングができるようになっています。
リクライニングは電動。快適なシートでゆったり過ごすことができるのはいいですね！
「スペーシアX」には他にも、スタンダードシート、ボックスシート、コンパートメント、そして『走るスイートルーム』がコンセプトのコックピットスイートがあり、多彩な座席のラインナップで様々な旅のスタイルに対応しているのです！
「コックピットラウンジ」にあるGOEN CAFEは、コックピットラウンジの乗客以外はネットから整理券を取る必要があります。
上り列車の整理券配布開始は、下今市を発車してから。私のスマホは電波状態が悪く悪戦苦闘している間に整理券の配布は終了してしまいました。5分も経たずに終了してしまったので、早めにスマホと睨めっこしていた方がいいかも。
東武の未来を担うフラッグシップ特急
「スペーシアX」は「北千住駅」に到着。今回はここでお別れ。
「スペーシア」の名を引き継いだ東武の新たなフラッグシップ特急は、見た目はカッコよく、車内空間や座席も快適！
中でも、カフェを自由に利用できるコックピットラウンジは、まさに「スペーシアX」の魅力が1番体感できる車両だと思いました。
浅草駅で購入したお弁当も絶品！「スペーシアXスペシャル弁当」は少し値段は張りますが、旅の気分を盛り上げてくれること間違いなし！浅草駅の売店では「Xプレミアム」シリーズ以外にも「スペーシアX」のボディーを再現した容器の「スペーシアX弁当」など、様々なお弁当が販売されていました。
皆さんもぜひ「スペーシアX」に乗車してみては！
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