先日発表された2020年ブルーリボン賞に、西武の新型特急「Laview (ラビュー)」が選ばれました。今回は、デビュー前の2019年3月に西武球場前駅で開催された「お披露目イベント」の模様をご紹介します。
ラビューとクラシックレッドアローが並ぶ
「Laview (ラビュー)」お披露目イベントの会場となった「西武球場前駅」。
イベントに参加するには、事前に西武アプリで日にち・時間を指定して予約。当日はアプリの画面を見せて入場します。
プラレールとか。
パネル展示を見学しながら、ラビューが待つホームへ。
ラビューの隣には、2代目「レッドアロー」の10000系。初代レッドアロー色に塗装された「クラシックレッドアロー」が止まっていました。
今まで見た事ない!球面形状の前面と大きな窓
お待ちかね!こちらが2019年3月にデビューする001系「Laview (ラビュー)」です!
まず目に入るのは、前代未聞の球体のような正面。曲線半径1500㎜の大きな三次元の曲面ガラスの採用は、鉄道車両では国内初!
そして、この巨大な窓!とにかく大きい!
お家のリビングを覗いているみたい。
やわらかく風景に溶け込むラビューは、アルミ素材の車体に塗装を施しているのだそう。外の景色が写り込む姿は、まるで巨大な鏡のようです!
まるでリビングにいるような空間
いよいよ車内の見学へ。
おおー!すごい!
ドーム状に広々とした天井。そして柔らかな光。
何よりインパクトがあるのは、黄色いシート。
黄色といっても奇抜な色ではなく、あたたかな色合い。
身体を柔らかく包み込むような、今までにない座り心地。
背面のテーブルはもちろん、向かい合わせにしても肘掛部分から小さなテーブルが。
先ほどの大きな窓は、座面の高さまで。
明るくて開放的な車内。ソファーのようなシート。まさに、お家のリビングでくつろいでいるかのようです。
デッキも黄色。
ラビューのトレインカードも頂きました。
『都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込む特急』という今までに見たことがない新しい車両の姿に、驚きと感動を覚えました。
西武の新型特急「Laview (ラビュー)」は、3月16日から運行開始。現在は池袋線、池袋〜飯能〜西武秩父間の特急「ちちぶ」「むさし」がすべてラビューに置き換わりました。皆さんもぜひ乗車してみてはいかがでしょうか!