九州・福岡県、筑後エリアの食材を味わうレストラン列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO (ザレールキッチンチクゴ)」。今回は、柿や蓮根など秋の食材をふんだんに使ったお料理を頂きました!(2020年11月までの秋メニュー)
福岡の中心からレストランの旅がスタート
今回は、午前中に「福岡(天神)駅」を発車する「地域を味わうランチの旅」に乗車します。
ホームで受付を済まし車内へ。
多くの人で賑わう車内。
すでにテーブルにはランチョンマットとカトラリーがセットされています。
レールキッチンはシンプルなデザインで統一されていて、とってもおしゃれ!
食欲の秋!秋の筑後は美味しい食材がたくさん
「福岡(天神)駅」をゆっくりと発車。早速ランチコースのスタートです。
今日はどんなお料理かな?ワクワクしながら、まずはあまおうのスパークリングワインで乾杯!
[アミューズ]焼きバターナッツ南瓜のスープ
一品目は、じっくりグリルし甘みが凝縮されたバターナッツ南瓜に、うきは市産の新鮮な牛乳を合わせたポタージュ。
[ベジタブルプレート]博多ナスと銀杏のペペロンチーノ・柿と茗荷のサラダ・里芋と木耳の海苔バター
博多ナスと銀杏はペペロンチーノで。
里芋と木耳は海苔バターというめずらしい組み合わせ。
とっても甘い柿と茗荷が相性抜群!
[肉のプレート]裸のサルシッチャグリル きのこのグリル
うきは産の豚肉、耳納いっーとん。ゴリゴリ食感の肉をサルシッチャに。ハーブの香りが食欲をそそります。
添えられているキノコも筑後・大木町産。こちらは九州一の産地なのだそう。
レールキッチンといえば焼きたてピザ
いよいよメインディッシュです!レールキッチンといえば車内で焼き上げるピザ。ピザが焼き上がるところを見たくて、頃合いを見計らって2号車のキッチンへ。
キッチンでは次々とピザが焼き上げられていました。生地を伸ばしトッピングをのせて焼くまで、すべて車内で調理しているなんて。本当にすごいです!
[旬野菜のピザ]れんこんと甘唐辛子のピザ
うきは産の流川れんこんは粘りがしっかりあってホクホク。
甘唐辛子の辛さをチーズが優しく包み込みます。小麦の風味が強くてモチモチ食感の生地も美味!
[プティフル]フードラボラトリーヤナガワの焼菓子3種
ナッツと珈琲のビスコッティ。玄米緑茶のメレンゲ。そして中央にはいちじくのバターサンド。
焼菓子とともにハーブティーを。料理の余韻に浸りながら、心地よい列車の揺れに身を任せます。
通勤路線を走る異色のレストラン列車。他の観光列車のような絶景は望めませんが、その変わりに焼き立て出来立て味もボリュームも充実したお料理で勝負するザレールキッチンチクゴ。グルメ通な方にもぜひ乗って欲しい列車です。