
SL「かわね路」号にお座敷車両を連結し、SL車内でおでんが楽しめる、大井川鐵道の「おでん列車」に乗ってきました。
こたつが並ぶ客車

今日の「SLかわね路」号の牽引は『C10 8号機』。

後部から押し上げる補機は『E102』電気機関車。平均年齢はいったいいくつ!?今でも現役バリバリの2機のおじいちゃんに、今日は身を任せます。

今回乗車するお座敷車両の前には「おでん列車」ののぼりを持った係員さん。

早速お座敷車両の中へ。

ずらーっと並んだコタツ!列車の中とは思えない!


「おでん」の提灯、「おでん」の暖簾、雰囲気も満点です。

コタツの上には「乗車証明書」とともに「カイロ」も置かれてました。

SLかわね路号の暖房は、蒸気機関車の蒸気を利用した『蒸気暖房』。写真は少しわかりにくいですが、客車の下から漏れる蒸気の様子がわかるでしょうか。
コタツの中にも「湯たんぽ」が入ってて、カイロがなくてもポカポカ快適でした。
魚粉がうまい!静岡おでん
皆さん乗車されて、汽笛一声、発車!

まずはビールで乾杯!

提灯の揺れで、列車の揺れ具合がわかると思います(笑)


おでんの前に、まずはおつまみから。ちなみに、ビールもおつまみも全て今回のおでん列車の料金にセット。

発車して程なく。熱々のおでんが運ばれてきました!
大根、玉子、牛すじ、黒はんぺんも。

静岡らしく、魚粉をたっぷりかけていただきまーす!

お出汁も最後の一滴まで残さず平らげちゃった。お腹いっぱい!

最後は「みかん」まで頂きました。

コタツでみかん、しかもSLの車内で。幸せすぎる!
転車台で方向転換


おでんを食べて、景色を眺めて、千頭までの約1時間はいつも以上にあっという間。

終点の「千頭駅」に到着。SLは折返しに向けて整備。



手回しの転車台を見学して、再びSLかわね路に乗車。新金谷駅へ戻ります。

帰りの列車は普通客車で。こちらも『蒸気暖房』でポカポカでした。
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