マサテツ〜食べ鉄旅日記〜

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JR東日本の「サフィール踊り子」 |全車グリーン席の豪華特急で伊豆へ

鉄道コム

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2020年3月14日にデビューしたばかり!東京・新宿〜伊豆急下田を結ぶ、JR東日本の特急「サフィール踊り子」号。運行開始1週間後の週末に奇跡的にチケットが取れたので、豪華特急の旅を楽しんできました!

 

すべての車両がグリーン車!大人の伊豆を感じられる旅へ

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「サフィール踊り子」号は東京駅発の定期列車と、週末を中心に運転する新宿駅発の臨時列車があります。今回は東京駅11:00発の「サフィール踊り子1号」に乗車します。

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発車の約15分前、列車が入線してきました!いやホンマにめちゃくちゃカッコいいやん!!

じっくり見たり写真撮ったりしたいけど、外は多くの人で溢れていたので、早速車内へ。

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おぉーっ!めっちゃ豪華!!天井が高い!天窓もあって開放感がすごい!

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ガラスはUVカットガラスなのかな?日差しが入っても、眩しさや暑さはありませんでした。

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JR東日本は特急のグリーン車も2+2列でしたが、サフィール踊り子では2+1列のゆったり配置に。

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明るい色合いのモケットがおしゃれ。オットマンは電動。ヘッドレストを調節すれば、座り心地は抜群!

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シートピッチはご覧の通り、めいいっぱい足が伸ばせる広さです。

初登場のプレミアムグリーン車とプライベート感のある個室

発車までまだ時間があるので、他の車両も見学。

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2号車と3号車はグリーン個室。寝台列車の個室の廊下みたい。

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廊下にも天窓があるので明るいです。
部屋は4人個室または6人個室。6人個室が空いていたので、チラッと。

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ゆったり広くていいですね。ソファーの座り心地もきっと良さそう。

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1号車はグリーン車より上位クラスの『プレミアムグリーン車』。

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シートは1+1の2列配置、こんなシート配置見たことない!新幹線より以前の時代、東京〜大阪間を走った151系「こだま」号の1等車『パーラーカー』を思い出します。

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座席は革張りで真っ黒。バックシェルがあるので気兼ねなくリクライニング。

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壁や天井も黒系の色なので、いい意味で『暗め』のかなり落ち着いた雰囲気。窓や運転席からの景色が、より明るく見えそう。

遠くに富士山!近づく海!

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サフィール踊り子は東京駅を出発、品川・横浜に停まると、次は熱海までノンストップ。

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車内販売のワゴンが回ってきたので、みかんジュースを購入。このジュース、その名も『伊豆みかん 農家のきもち』。なかなか良いお値段がしたのですが、雲州みかんの果汁100%で、本当に甘いみかんをそのまま食べてるみたい。このジュースかなり美味しかったので、ぜひおすすめ!

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右側には富士山が。この日は本当に天気がよかった!

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左側には海も見えてきた!

東京の有名店監修の『ヌードル』

「サフィール踊り子」は伊東駅から伊豆急行線へ。
カフェテリアの予約時間が近づいてきたので、そろそろ4号車へ。

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4号車にある「カフェテリア」では『ヌードル』いわゆるラーメンが頂けます。
ただし注意しないといけないのが、完全予約制なので事前にスマートフォンで予約が必要。「サフィールPay」というサイトで予約。カード決済にすれば、カフェテリアではQRコードを見せるだけ。これは便利!

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海側はカウンター席、山側は4人掛けのテーブル席。

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おしゃれなイス。

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キッチン前の通路は、ちょっと狭め。

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予約時間も選べるのですが、今回は「サフィール踊り子1号」では一番最後の「12時45分から」にしました。すると、ちょうど片瀬白田〜伊豆稲取間の海の車窓が一番きれいな区間を通過する所でした。

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カフェテリアの大きな窓から見る相模湾の景色。遠くには伊豆大島も。穏やかな海を見ていると心が癒されますね。

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程なくして、予約していた『ヌードル』がやってきました。車内で食事が楽しめる列車は数あれど、ラーメンは初めて!

ヌードルは、東京・神保町にある「傳」のオーナー長谷川在佑氏の監修。

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蒲鉾がスマイルでかわいい!シンプルな醤油ラーメン。縮れ麺がいい感じにスープと絡みます。そして玉子の半熟具合が最高。セットでオーダーした焼売も美味しかった!

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ヌードルと一緒に予約してあった、ホットコーヒー。こちらは食後に持ってきてもらいました。最後の時間帯なら急かされる事もないし、ゆっくり過ごせるのでおすすめ。ちなみに、食事が楽しめる時間は各時間帯20分です。

伊豆への鉄道アクセスは新たな時代へ

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東京駅から約2時間30分。「サフィール踊り子」は終点の「伊豆急下田駅」に到着。

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宝石のサファイヤのような青く輝く美しい伊豆の海と空をイメージさせ、上質・高級で優雅な旅を楽しんでも らいたいという願いから、「サファイヤ」(英語)を「サフィール」(仏語)にし、名称を決定しました。https://www.jreast.co.jp/saphir/

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速さをイメージさせる流線形の先頭。

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青く輝く海をイメージさせる車体の色。
カッコいいというよりは『美しい』。どこから眺めても『美しい』。まさに、大人の伊豆を感じられる旅を演出する「サフィール踊り子」のコンセプトにぴったり。

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伊豆急下田駅でもサフィール踊り子が大々的にアピールされていました。

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従来の「踊り子」号も新しい車両(中央本線の元あずさ・かいじをリニューアル)に順次変わるそう。伊豆への鉄道アクセスは新たな時代を迎えようとしています。