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えちごトキめき鉄道の「観光急行」朝から夕まで455|昭和の長距離急行列車を再現

鉄道コム

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朝から夕方まで8時間25分に渡り「観光急行」に乗車し、昭和の長距離急行列車を体験する旅。えちごトキめき鉄道の「朝から夕まで455」に参加してきました!

*2021年1月の情報を基に作成しています

朝から夕まで455系のワンボックスを独占

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えちごトキめき鉄道の「観光急行」は、土日祝日に直江津〜市振・糸魚川間を2往復運行(朝は快速列車として直江津〜妙高高原間を1往復)。国鉄時代の急行形電車「455系」「413系」で、国鉄の急行列車を体験する事ができる列車です。

www.masatetsudo.com

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ヘッドマークは実在した列車のものが複数用意され、どれが掲出されるかは当日のお楽しみ。この日は「ゆのくに」。大阪〜金沢間を米原経由で走り1982年に廃止された急行列車です。
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「朝から夕まで455」は、国鉄急行形の姿が色濃く残った「455系」に乗車。

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サボには「急行 指定席」の表示。
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ドアは手動式。
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今はボタンを押せば自動で開閉しますが、昔は重いドアを手で開け閉めしていました。手動式を体験できるのはかなり貴重では。
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デッキが撤去され一部がロングシートとなりましたが、ボックスシートは当時の急行列車のまま。
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1人または2人でワンボックスを占有できるのが「朝から夕まで455」の特権。
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食事がしやすいように、座席の片側にはテーブルを設置。これがとっても大きくて、8時間以上に渡る旅が快適に過ごせるアイテム。
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ロングシート部分も指定席ですが、指定された乗客がいない時は自由に座れるそう。

雪深い妙高高原へ

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いよいよ、8時間25分に渡る昭和の長距離急行列車を体験する旅がスタート。8時43分。快速 妙高高原行きは「直江津駅」を発車。

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まず配布されたのは、今日の旅のしおり。

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中には、昭和の急行列車の所要時間を比較した表が。今日の8時間25分に近いのは、岡山〜熊本間を走った「急行 玄海1号」の8時間41分。
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裏には、今日の指定席券の硬券がずらり。これだけでも貴重で価値がありそう。
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「朝から夕まで455」は、朝・昼・おやつの3食がセットで付きます。早速車内では、朝食が配られました。
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中はおにぎり弁当とお茶。
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手書きのメッセージにほっこり。
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高田駅前にある「米やのコシヒカリ弁当」のおにぎり。中身は梅干と昆布。やっぱり新潟のコシヒカリは絶品!
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直江津では雪ひとつありませんでしたが、南下するにつれてだんだんと雪景色に。
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「高田駅」を出たあたりから、あれよあれよという間に一面の雪原。この日は冬の北陸とは思えないぐらいの晴れ模様。遠くには雪を被った妙高山がくっきりと見え、まさに絶景のひと言です。
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「新井駅」はご覧の通り。除雪されたところ以外は1mをゆうに超える積雪。
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列車はスイッチバックの「二本木駅」へ。
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スノーシェルターには雪がこんもり。

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列車は終点「妙高高原駅」に到着。
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一面雪しか見えませんが、実際には線路が隠れています。
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「455系」と雪景色。この姿が見たかったから、わざわざ冬に来たのです!最高!
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顔に薄っすら雪をつけた「413系」。今度は「413系」を先頭に直江津へ戻ります。

貴重な冬の晴れ間を走る455系

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「直江津駅」に到着。折返しの列車までは約50分。車内清掃のため全員降車しドアが閉まりますが、「朝から夕まで455」の参加者はそのまま車内に滞在する事ができます。
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「455系」と写る絶妙な場所に設置された、国鉄書体の駅名板。さすがの演出。

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ホームには駅弁の立ち売りの姿が。駅弁大将軍にも選ばれた、ホテルハイマートの「鱈めし」と「さけめし」。
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隣のホームには、国鉄時代に新潟地区を走った通称"金太郎塗り"を再現した電車が。ラッピングですが細部まで細かく再現されているのです。
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11時26分。「急行1号」は「直江津駅」を発車。

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波立つ日本海と青空。本当に、冬の北陸とは思えないほどの晴天!スタッフさんも、冬でこんなに晴れた日は滅多にないと言ってました。

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車内に置かれていた、観光急行のパンフレット。
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旅の記念にスタンプを。
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しばらくすると、車内販売のカートがまわってきました。今でこそ新幹線でしか見かけなくなりましたが、昔はどの長距離列車にも車内販売が乗車していました。これも昭和の急行列車の雰囲気。
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続いてやってきたのは「四五五神社」という名の募金箱。455系の末長い運行を願って、お賽銭。

絶品!のどぐろ釜飯

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列車は「能生駅」に到着。時刻表にはありませんが、ここで約15分停車します。f:id:masa-tetsudo:20220113175624j:image

ここで積み込まれたのは、本日の昼食。
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その名も「運転停車釜飯」。このネーミングにはちゃんと理由が。1961年のダイヤ改正で登場した特急白鳥。能生駅には運転停車のはずだったのに、手違いで時刻表に停車するように書かれてしまったのです。住民は町をあげて歓迎したのに、扉は開くことなく行ってしまったという、珍騒動。

では、掛け紙を外して、オープン。
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おぉー!美味しそう!!能生駅近くにある「味千汐路」の釜飯。熱々の状態です!
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そもそも列車の中で釜飯が食べられる事自体が驚き。ご飯をすくうとちゃんとおこげができてて、もう感激!
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生姜が効いた炊き込みご飯。上にはたっぷりのキノコ。魚はなんと希少な"のどぐろ"。身は柔らかく、甘みがあって優しい味わい。絶品!

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さらに鯛のあら汁まで付いてきて、もう大満足です!
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食後にはスイーツが登場。「菓子工房 あん味堂」のチョコレート羊羹。あん味堂は実店舗はなく、出店や料亭の食後のデザートの製造などをされているそう。
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チョコレート羊羹という一風変わったスイーツですが、これがとっても美味しかった!羊羹なのに、まるで生チョコのような口溶けでなめらか。ビターで甘すぎないので、お腹いっぱいの食後にもぴったり。
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続いて登場したのは、昔懐かしいお茶のポット。"ポリ茶瓶"と言うそうで、駅弁とともに売られていましたね。
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蓋をコップ代わりにして頂きます。鉄道旅にはうってつけのお供。ここでも昭和の長距離急行列車の雰囲気が楽しめます。

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糸魚川の手前では、交流と直流が切り替わるデッドセクション。新しい電車が増える中、室内灯が消えるのも今や貴重な体験。
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親不知子不知辺りで再び海が見えると、まもなく終点の市振です。
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12時52分。列車は終点「市振駅」に到着。
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折返し「急行2号」の発車までは約20分。
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ホームでは、行先幕の幕回しを実演。北陸本線を駆け巡った455系を象徴する行き先の数々が現れます。
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線路には薄っすらと雪が。
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明治時代に建てられた駅舎も雪化粧。
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今度は「413系」を先頭に「急行2号」は直江津を目指します。

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列車は「名立駅」に到着。時刻表にはありませんが、ここでも約15分停車します。
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中央に通過線がある、広い構内。
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ホームの下に川が流れる、めずらしい駅。
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大きく口を開けるのは、全長1kmを超える頸城トンネル。
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直江津に戻ってきました。折返し「急行3号」までは約30分。先ほどよりも日差しが眩しく当たる「455系」。
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隣のホームには「特急 しらゆき」の姿が。
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「急行3号」の行き先は糸魚川。ここまでの乗車時間は6時間弱。ちょっと疲れてきたかな。

パーラーカースイーツBOX

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直江津を発車すると、今度はスイーツBOXが登場。「パーラーカー」は、東海道新幹線が走る以前に東京〜大阪間を走った特急「こだま」の1等車「パーラーカー」と「フルーツパーラー」をかけているんですね。細かいこだわりが凄い!
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おぉー!きれい!
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ど真ん中には、なんと「赤倉」のヘッドマークが描かれたスイーツがあってびっくり!赤倉の正体は、牛乳の味わいが濃厚なチーズケーキ。
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バラの花をあしらった、美しいタルト。
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マスカットがのった、濃厚レアチーズケーキ。
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中にキャラメルソースが隠れたナッツチョコレート。
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さらに「赤倉」のヘッドマークをプリントしたクッキーまで。最後まで楽しませてくれる演出に感激!

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コーヒーは、嬉しい飲み放題。
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列車は再び「能生駅」で小休止。
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本日3回目のデッドセクションを通過し、列車は終点「糸魚川駅」に到着。ここでも「朝から夕まで455」の参加者は車内で待機が可能。さらに糸魚川では入換があるので、一般の乗客は見られない貴重な体験ができます。

糸魚川ジオステーション ジオパルへ

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糸魚川では折返しまで約50分。私は一旦列車を降りて、駅の1階にある「糸魚川ジオステーション ジオパル」へ。ここは、かつて大糸線を走った「キハ52」や巨大な鉄道ジオラマが展示された、鉄道ファンなら見逃せないスポットなのです。
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駅前に建つ3連アーチの赤煉瓦は、かつて糸魚川駅にあった機関庫の顔が移築されています。この日は残念ながらシャッターが閉まっていましたが、シャッターが開いた時が下の写真。
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シャッターの向こうから顔を出しているのは、JR大糸線で活躍した「キハ52」。
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「455系」「413系」と同じく、国鉄時代の色に塗り替えられて展示されています。

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さらに「キハ52」の車内に入る事もできるのです。
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ずらりと並んだボックスシートは、大糸線で活躍した当時のまま。

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車内には当時の前面展望が流れていて、まるで「キハ52」が走っているような気分。
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「キハ52」の隣には、日本の豪華寝台特急の先駆けとして大阪〜札幌間を走った「トワイライトエクスプレス」を再現した車両が展示されています。中は食堂車が実物大で再現されているそうですが、この日は残念ながら見学時間が終了していました。
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今度はジオパルの中へ。
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大きなプラレールのジオラマ。
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そして、圧巻の鉄道模型ジオラマ。
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細かいところまで精巧にできていて、凄い!持参した模型を走らせる事もできるそう。
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先ほど駅前でみた、糸魚川駅の赤煉瓦機関庫が再現されていました。
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他にも、貴重な鉄道資料や備品がたくさん展示されています。
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「観光急行」に乗ったら、ぜひ「糸魚川ジオステーション ジオパル」も見学してみては!

往年の急行列車の走りを体感

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再びホームに戻ってきました。4番線から1番線に転線した「観光急行」。
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西の空は茜色。朝から乗車してきた「455系」の旅もいよいよラスト片道。
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直江津〜糸魚川間を「急行3号」は48分かかったところを「急行4号」は28分で走破。最高速度を出して、往年の急行列車の走りを体感できます。

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速度計の針は105km/h。大きく唸るMT54のモーター音が車内に響きます。
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日本海の向こうには夕焼け空。終点直江津はもうまもなく。
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17時8分。列車は終点「直江津駅」に到着。
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朝日に輝く455系から夕日に染まる455系まで、455系の全てを制覇した気分。朝から夕まで8時間25分に渡り「455系」に乗り続け、往年の急行列車を再現した貴重な体験ができる旅。皆さんもぜひ参加してみては!

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えちごトキめき鉄道「観光急行」公式サイト

www.series455413express.jp