鳥取県を走る第三セクター鉄道「若桜鉄道」に乗って、終点の若桜駅へ。レトロな駅舎カフェで、地元産の豚肉を使ったハンバーガーをいただきました!
*2023年6月の情報を基に作成しています
水戸岡氏デザインの列車が走る
若桜鉄道は、鳥取県の郡家駅と若桜駅を結ぶ19.2kmの鉄道です。
若桜鉄道の車両は、JR九州をはじめ全国の観光列車をプロデュースする水戸岡鋭治氏がデザインしています。カラフルなシートと木の壁面がかわいくておしゃれ!
若桜鉄道では1日フリー切符が760円で発売されています。郡家から若桜まで片道440円なので、往復するならフリー切符の方がお得!
列車は八東川に沿って、のどかな景色の中を走ります。
昭和5年建築の木造駅舎
郡家から約30分で終点の若桜駅に到着。昭和5年の開業当時の姿をとどめる木造駅舎が迎えてくれます。
平成20年7月には、若桜駅を含む若桜鉄道にある23の施設が国の登録有形文化財に指定されました。
駅舎の中にあるカフェ「わかさカフェ retoro」
若桜駅の駅舎は、令和2年3月に車両のデザインも手がけた水戸岡鋭治氏のデザインでリニューアルされました。リニューアルと同時に駅舎内にオープンしたのが「わかさカフェ retoro」です。
お店でオーダーし、向かいにあるラウンジへ。ラウンジは待合室として誰でも利用することができます。
おしゃれな椅子やソファーが並び、レトロな空間が広がります。
窓から見えるのは、若桜駅で保存されている古いディーゼル機関車。他にも駅構内には蒸気機関車も保存されていて、窓越しに眺めながらのんびり過ごすことができます。
吉川豚を使ったレトロバーガー
お料理がやってきました!頂いたのは「レトロバーガー」。ふかふかのバンズに挟まれたのは、豚肉、玉子、チーズ、レタス、トマト。
地元若桜町の吉川地区で育てられた「吉川豚」を使用しているそう。柔らかくてしっとりした食感で、噛むと豚肉の甘みと照焼風のソースの味わいが混じり合い、美味しい!野菜などトッピングもたっぷりで、しっかりボリュームもありました。
一緒にいただいたコーヒーは、地元の焙煎士が焙煎したもの。スッキリした味わいなので、ハンバーガーともぴったりマッチしていました。
レトロな雰囲気を感じながら、地元食材のグルメやこだわりのコーヒーがいただけるカフェ。テイクアウトも可能なので、列車の中で食事を楽しむのもいいかも。皆さんもぜひ、若桜鉄道に乗車して「わかさカフェretoro」に行ってみては!
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