平成筑豊鉄道と日田彦山線が交わる「田川伊田駅」の駅舎にある「ジャムと球根とフラワーと」。トレインビューの鉄板焼レストランで、筑豊名物の「筑豊ホルモン」を頂きました。
炭鉱の面影残る構内と、炭鉱をイメージした漆黒の駅舎
小倉から日田彦山線に乗り「田川伊田駅」へ。
かつては炭鉱で栄えた筑豊地方。田川伊田駅も長いホームや広い構内に、石炭全盛時代の面影が残ります。
平成筑豊鉄道の田川線、伊田線、JR日田彦山線の3線が交わる「田川伊田駅」。2019年にリニューアルされました。
炭鉱をイメージした、黒でモダンな外観が街に映えますね。
駅舎の2階にあるトレインビューの鉄板焼店
今回伺ったトレインビューの鉄板焼レストランは、駅舎の2階にあります。
2階に上がると扉が2カ所。こちらは「田川伊田駅舎ホテル」。なんと駅で宿泊する事ができるのです。いつか泊まってみたい!
こちらが「田川伊田駅舎鉄板焼き ジャムと球根とフラワーと」。
カウンター席の目の前は鉄板。調理する様子やシェフとの会話を楽しみながら、優雅なひと時が過ごせます。
何より嬉しいのが「トレインビュー」。カウンター席に座ればご覧の通り!
田川伊田駅に入線する列車を見ながらお料理がいただます。
筑豊ホルモンの鉄板焼
調理が始まりました!
シェフの華麗なコテ捌き。そしていい香り!
まもなく出来上がりです!
「筑豊ホルモンの鉄板焼き」。美味しそう!!
ホルモンぷりぷり!臭みはまったくありません。甘辛い味噌ダレもうまくてご飯がススム!美味しい!
炭鉱で栄えた筑豊エリアで働いていた朝鮮人からホルモンの文化が伝わり、値段が安いことや独特な食感がうけて次第に広がっていきました。
田川市ではホルモンを使った町おこしが盛ん。「田川ホルモン鍋」はB-1グランプリにも参加し、なんと6位に入賞したこともあるのだそう!
先ほど店内から見えた赤い列車の正体は、平成筑豊鉄道の「ことことトレイン」でした。ゆっくり走る列車内でフレンチコース料理が楽しめるレストラン列車。機会があればぜひ乗車してみては!