風光明媚なローカル線「五能線」を走る「リゾートしらかみ」。今回はモバイルオーダー「ごのたび」を使って沿線の美味しいお弁当をいただきながら旅を満喫してきました!
*2023年8月の情報を基に作成しています
- ハイブリッドの青池編成
- 千畳敷駅で広大な石畳を見学
- 深浦駅・セイリングの「オムレツ雪人参ビーフシチュー弁当」
- 深浦駅・セイリングの「セイリングの海彦山彦弁当」
- 青池編成にある無人販売カウンター
- グループ旅行に最適なボックス席
- 秋田駅・ビランチャの「前菜6種&比内地鶏親子丼ハーフ&錦牛焼肉丼ハーフ」
- 秋田駅・パティスリーパルテールのプレミアムフルーツタルト
- 風光明媚な五能線の旅
- 関連リンク
ハイブリッドの青池編成
青森〜弘前〜秋田間を3往復運行する「リゾートしらかみ」。まずは、青森発秋田行き「リゾートしらかみ2号」に乗車します。
3種類ある車両のうち、今回は「青池編成」。
座席はリクライニングシート。シートピッチが広くてゆったり!
運転席後ろには展望席があり、迫力満点の前面展望が望めます。
列車は新幹線と接続する「新青森駅」へ。
「弘前駅」まで行った列車は、一旦「川部駅」までUターン。いよいよここから五能線へと入ります。
津軽富士として地元から信仰される岩木山。そして車窓には広大なりんご畑が広がります。
車内ではイベントとして、津軽三味線の生演奏。生で聞く三味線の音は迫力があって凄い!
千畳敷駅で広大な石畳を見学
列車は「千畳敷駅」に到着。ここで15分停車します。
横断歩道を渡るとすぐ、景勝地の千畳敷海岸が目の前!
おぉー!凄い!
千畳敷海岸は、1792年の地震で隆起したと言われているのだそう。大きな奇岩もあって凄い!
深浦駅・セイリングの「オムレツ雪人参ビーフシチュー弁当」
列車は「深浦駅」に到着。
ここでは「リゾートしらかみ」の橅編成とすれ違い。
4分の停車時間の間に「ごのたび」でモバイルオーダーしたお弁当を受け取ります。必ずモバイルオーダー画面は出しておきましょう。
受け取ったお弁当は「オムレツ雪人参ビーフシチュー弁当」。雪人参とは、雪の下で冬まで育て手掘りで収穫した人参。寒さから身を守るように雪人参自身に糖度を蓄えるのだそう。
大きな雪人参がゴロっと!柔らかくてとっても甘い!その強い甘みは、まるでフルーツのようとも言われるのだとか。
深浦駅・セイリングの「セイリングの海彦山彦弁当」
もう1種類が「セイリングの海彦山彦弁当」。海の幸、山の幸両方が楽しめる特製弁当とのこと。なんてボリューム!美味しそう!
茄子と紫蘇の肉巻きフライ。プチトマトの肉巻きフライ。魚のフライ。フライだけでもこんなに種類が!
サーモンとマグロのマリネ。新鮮で美味しい!
大きな稲荷寿司には紅生姜たっぷりの酢飯。稲荷寿司の酢飯に紅生姜を入れるのは、津軽地方特有の郷土料理なのだそう。
真ん中には、先ほど頂いた雪人参入りのビーフシチューも。もうお腹いっぱい!美味しかった!
青池編成にある無人販売カウンター
列車は、五能線の絶景ポイントをゆっくりと通過。車窓には様々な奇岩と美しい日本海が広がります。
「青池」編成には2号車に無人のセルフ販売カウンターがあり、ドリンクやおやつ、おみやげなどが販売されていました。ちょうど喉が渇いたので、りんご100%のアップルジュースを購入。無人セルフでも車内でドリンク等が購入できるのはいいですね!
列車は「東能代駅」に到着。ここで進行方向が変わり、東北本線へと入ります。
車窓には八郎潟の干拓地と、遠くに男鹿三山が。
「青森駅」から約5時間20分。列車は終点「秋田駅」に到着。改札の前にはなまはげがお出迎え!
グループ旅行に最適なボックス席
翌日は「秋田駅」10時50分発の「リゾートしらかみ3号」に乗車します。こちらは弘前行きで、青森までは行きません。
車両は3種類ある「リゾートしらかみ」の車両のうち唯一キハ40「くまげら編成」。
早速ホームで「ごのたび」でモバイルオーダーしたお弁当を受け取りました。
今回取った席は2号車のボックス席。
4人が座れるゆったりしたソファーシートに大きなテーブル。
さらに座席を引き出すとフルフラットにもできるのです!足を伸ばしてゆったり過ごせるのは魅力的!グループで「リゾートしらかみ」を利用するならぜひおすすめです。
秋田駅・ビランチャの「前菜6種&比内地鶏親子丼ハーフ&錦牛焼肉丼ハーフ」
早速オーダーしたお弁当をいただきます!秋田駅近くにあるイタリア料理店「ビランチャ」の「前菜6種&比内地鶏親子丼ハーフ&錦牛焼肉丼ハーフ」という、いかにも豪華なお弁当で、しかも2段重ね。では、オープン!
わぁー!なんて素晴らしい!美味しそう!
秋田県のブランド牛「錦牛」を使った焼肉丼。赤身と脂身の旨みがとっても濃厚!味付けも濃くなくて、肉の風味がちゃんと生かされています。
秋田を代表するブランド鶏「比内地鶏」を使った親子丼。ゴロッと大きくカットした比内地鶏がたっぷり。甘めの出汁と玉子が包み込むよう。秋田の二大ブランド肉がひとつのお弁当で頂けるなんて、なんて贅沢なのでしょう!
イタリア料理店らしいおかずも充実。生ハムがのったサラダ。
おかずも種類がいっぱいで美味しかった!これは大満足です!
秋田駅・パティスリーパルテールのプレミアムフルーツタルト
もうひとつ「秋田駅」で「ごのたび」で受け取ったのはスイーツ。秋田駅にあるパティスリーパルテールの「プレミアムフルーツタルト」。
おぉー!本当にフルーツたっぷり!
サクッと食感の生地にカスタードクリーム、そしてフルーツがたっぷり!いちじくといった季節のフルーツがのっているのが嬉しいですね!季節にフルーツの素材も変わるそう。
風光明媚な五能線の旅
「東能代駅」で進行方向が変わり、いよいよ五能線へ。
「能代駅」でしばらく停車。
能代は、バスケットボールの強豪校能代高校がある町。ホームにはバスケットゴールが用意されていて、入れば景品がプレゼント!
五能線の絶景ポイントをゆっくりと通過する列車。
ボックス席の大きな窓から見る景色は、また格別です。
「千畳敷駅」に停車。ここでは15分停車。
その昔、殿様が千畳の畳を敷き酒宴を催したといわれる岩棚が広大に続きます。
車内では津軽三味線の生演奏。
そして語りべさんによる、古くから伝わる津軽の昔話の語りべ。津軽弁のお話を聞きながら、ふと窓を見ると車窓には岩木山。
岩木山を眺めながら貴重なお話が聞けました。
秋田から4時間59分。「リゾートしらかみ」は終点の「弘前駅」に到着。新青森・青森方面は途中の「川部駅」で乗り換える方が早く着きます。
今回初めて「ごのたび」を利用しましたが、スマートホンだけで予約から受取まで完結するので簡単。制限個数を気にする必要もないので、とっても便利なサービスだと思いました。ただ、お店によって定休日は取り扱いがない日もあったので、そこはご注意を。
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