マサテツ〜楽しく美味しい列車旅〜

楽しいリゾート列車、美味しいレストラン列車、たまにはいいね!列車旅

【日本最古の動く電車】ことでんレトロ電車の撮影会と特別運行へ行ってきました!

鉄道コム

新年号「令和」がスタートしましたが、なんと大正時代に生まれた電車が今でも現役で運行している、すごい鉄道会社があるのです。それは「ことでん」の愛称で親しまれている、香川県の「高松琴平電鉄」。今回は、2019年のゴールデンウィークに開催された「レトロ電車」の撮影会と特別運行に乗ってきました!

※2019年5月の記事です

 

1日フリーきっぷを使って仏生山へ

旅のスタートは、ことでん「高松築港駅」。JR高松駅からは歩いて5分ほどの距離。

ことでんのキャラクター、イルカの「ことちゃん」がいっぱい!

ことでんの1日フリーきっぷを購入。

やってきたのは、元京浜急行電鉄の車両。

ことでんの車両は、元京急の他にも元京王・元名市交といったいわゆる「お古」の電車がすべて。

この時点で十分レトロな雰囲気満載ですが。これよりも「もっと、もーーーっと」長生きしている電車にこれから会いに行くのです。

レトロ電車撮影会

ことでんの車庫がある、琴平線の「仏生山駅」。

まず見えてきたのは、元京浜急行のカラーになった「還暦の赤い電車」1081号。隣には「23号」。1925(大正14)年の製造で車齢94年。営業線を走る列車としては日本最古!

最古の電車とは思えないぐらい、ピッカピカの車両。

武骨な下回りがまたカッコいい。

奥には、レトロ電車3編成が並んでます。

1926(大正15)年製の1000形120号。

同じく1926(大正15)年製の3000形300号。

1928(昭和3)年製造の5000形500号。

ちょこんと乗った前照灯。

配管がたくさん這ってる連結器まわり。

サボを交換しながら進む撮影会。

急行りつりん。

産業遺産推薦。

行先サボを掲げた日常の姿。

回送・試運転も。

この日用意されたサボやヘッドマーク。

ことでんの社員の方もベストポジションを確保。本当に大切にされてるんだなー。

撮影会の後の入替作業も興味津々。

いよいよこの後は、レトロ電車の特別運行に乗ります!

レトロ電車特別運行(仏生山から琴電琴平へ)

列車の接近表示は、ひとつ前の駅を出るとランプが点灯するやつ。レトロ!

やってきました!

「ドドドドドドドドッ」

「ギィーーーッ!」

大正14年製造の「20形23号」、大正15年製造の「3000形300号」「1000形120号」、そして昭和3年製造の「5000形500号」。どれも車歴90年以上の4両編成。

今でも現役で走っているのが「奇跡」に近いぐらい。もうまさに国宝級のすごいやつ。

ドアを閉めて出発進行。

ゴールデンウィーク中でしたが、4両編成なのもあってか、ほぼ座席満ぐらいの乗車。車両によってはゆったり。

網棚の造作とか、

扉の柱にあるちょっとした造形と、当時のお洒落な大正モダンを感じさせてくれるよう。

大正時代に冷房なんてもちろんないので、

扇風機全開。窓も全開。

風が心地よくて気持ちいい。

今や窓すら開かない車両ばかりですからね。これも貴重。

行違いなどで停車時間がある途中駅では、貴重なサボを出してくれたり。写真撮影に余念がありません

列車は終点の「琴電琴平駅」に到着。

レトロ電車特別運行(琴電琴平から仏生山へ)

列車は折り返し、再び仏生山駅へ。

運転台を見学させてもらったり、写真を撮ったりして。

レトロ電車は再び仏生山へ向かって走ります。

帰りの電車はのんびりした空気。

横揺れは意外に少ないのですが、スピードが上がると縦揺れがすごい。まるでトランポリンのように「ボヨンボヨン」。吊り掛け駆動ならではの唸る音もたまりませんね。

途中駅でバーバパパとすれ違い。

レトロ電車は無事、終点の「仏生山駅」に到着しました。

レトロ電車の廃車計画

私が乗った特別運行の翌日、レトロ電車の廃車計画が発表されました。

まず、今年のゴールデンウィークには最古参の20形23号が廃車となります。

レトロ電車の運行は毎月一回開催されてますが、この記事の頃とは異なり今はかなりの人手で満員状態なのだとか。

90年近くに渡って走り続けた車両たち、本当にお疲れさまでした。引退する最後の日まで、事故なく無事に運行を終えることを願っております。

高松琴平電気鉄道

公式HP:http://www.kotoden.co.jp