2020年7月にデビューした、JR四国の新たなものがたり列車「志国土佐時代の夜明けのものがたり」を、ひたすら追いかけてお見送りするツアー『志国土佐時代の夜明けのものがたりおもてなし隊』に参加してきました。
高知駅でお見送り
今回参加したツアーは、ワープ高知支店主催の「志国土佐時代の夜明けのものがたりおもてなし隊」。
高知発窪川行き「立志の抄」を、沿線各所に先回りしてお見送り!最後は窪川発高知行き「開花の抄」に乗車します。
旅のスタート「高知駅」にやってきました!2000系が止まる駅をバックにとさでんの路面電車。高知らしい1枚が撮れたところで、早速駅へと向かいます。
高知駅はアンパンマン一色!
それにしても「アンパンマン列車」が走り出してもう20年なんですね。今でも根強い人気で、先日は新型2700系のアンパンマン列車もデビューしました。
ツアーの受付はホームにて。すまいるえきちゃんのお友だち「こうちれっちゃくん」がお出迎え!
あらま、そんな技までもってたのね。
しばらくすると「志国土佐時代の夜明けのものがたり」がミュージックホーンを鳴らしながら入線してきました!
こうちれっちゃくんもお出迎え。
伊予灘ものがたり、四国まんなか千年ものがたりに続くものがたり列車第三弾として、2020年7月にデビュー。カッコいい!!
皆さんと一緒に乗車したいところですが、ここはグッと我慢。
いってらっしゃーい!そして今から追いかけます!!#志国土佐時代の夜明けものがたりおもてなし隊 pic.twitter.com/1V0hmQgjI8
— マサテツ (@masatetsudo) 2020年9月21日
私たちはホームでお見送り。「いってらっしゃい!」
さぁ、ここからが大変です。「志国土佐時代の夜明けのものがたり」を追っかけます!皆さん小走りで階段を降り駅前のバスへ乗車。
もちろん、こうちれっちゃくんも一緒。
まずは「枝川駅」を目指します。ちゃんと旗も用意されていて、お見送りの準備は完ぺき!
枝川駅で「すまいるえきちゃん」とお見送り
バスは「枝川駅」に到着。列車はまだ来てません。
あれっ?誰かいるよ。
わーい!すまいるえきちゃんとれっちゃくん!はじめまして!
JR四国がだいすきな、列車の妖精さんと駅の妖精さんだよ!かわいい!
さらに「高知県立伊野商業高校」の生徒の皆さんもいました。志国土佐時代の夜明けのものがたりの車内で、ガイドや車内販売をするんだって!
残念ながらコロナの影響で実施できていないですが、こうやって駅でお見送りをしているそうです。
という事で、こんな感じで賑やかにお見送りします!
列車がやってきました!「いってらっしゃーい!」
さぁさぁ、すまいるえきちゃんとお別れして再びバスへ。列車を追い越さないとお見送りができないので、ゆっくりしている暇はありません。
村の駅ひだかのお客さんも混じってお見送り
次に到着したのは「村の駅 ひだか」。
村の駅のすぐ裏手に線路が!志国土佐時代の夜明けのものがたりが通過する時間には、村の駅の放送で呼びかけて、お客さんも混じってお見送りをするそうです。
いい天気!絶好のお見送り日和です。
オムライスの帽子(!?)を被って、こうちれっちゃくんもお見送り。
遠くからミュージックホーンが聞こえてきました。もうすぐ来るよ!
村の駅ひだかがある高知県日高村は「シューガートマト」が特産なのだそう。村の駅で購入したトマトジュースは、とっても濃厚で甘い!美味しかった!
安和駅の発車に間に合うか!?
次に目指すのは「安和駅」。バスは細い山道を走っていきます。
安和駅の発車は14時過ぎ。うーん、万事休すか…
安和駅に到着。いた!でも扉が閉まってる!
ちょっと遠目ですが、なんとかお見送りできた…かな?
またまたすまいるえきちゃんに遭遇!やった!
安和駅の目の前は海!ホームからはこんな絶景が眺められるのです。今度は志国土佐時代の夜明けのものがたりに乗って、ゆっくり海を眺めてみたいですね。
最後は影野駅で全力お手振り
最後のお見送りは「影野駅」。
車掌さんも手を振ってくれています!
いってらっしゃい!!
無事に、沿線の4箇所で「志国土佐時代の夜明けのものがたり」をお見送りできました。
四国を走る「ものがたり列車」は、車両・食事・景観もさる事ながら、地元の皆さんの『お見送り』『おもてなし』が熱心ですごいのも大きな魅力です。
いつもは『楽しませてもらう側』ですが、今回はお客さんを『楽しませる側』に立つという、貴重な体験でした。列車に乗ってる皆さんに喜んでもらいたい気持ちだけでなく、自分自身も心底楽しくてテンションが上がりました。楽しませる側にも楽しさが生まれる、不思議な力を感じさせてもらった気がします。
ツアーはこれで終わりではありません。最後は念願の「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗車します!