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関東鉄道の「特別夜行開運号」|ロングシートC寝台の夜行列車で年越し

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2021年から2022年への年越しをロングシートの寝台で過ごす。関東鉄道の「特別夜行開運号」に乗って来ました!

*2022年1月の情報を基に作成しています

ロングシートを使用したC寝台

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2021年大晦日午後10時の関東鉄道「守谷駅」。年越し寒波の到来で非常に寒い夜。
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今回乗車する「特別夜行開運号」は、関東鉄道「守谷駅」を22時40分に発車し、明朝5時に再び「守谷駅」へと戻る夜行列車。しかも寝床はロングシートを使用したその名も「C寝台」という、一風変わった体験ができるのです。

発車の10分前。いよいよ「特別夜行開運号」が入線!
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車両は「キハ005号」「キハ006号」「キハ316号」の3両編成。関東鉄道を走る列車の中でも、古くてレトロな車両です。
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正面には、干支の丑と寅をデザインしたヘッドマーク。

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側面にはサボを模したステッカー。芸が細かい!
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車内は、通勤列車ではお馴染みのなんの変哲もないロングシート。今夜はここが「C寝台」になります。酔っ払いが寝転ぶ姿はたまに見かけますが(笑)普段なら絶対にありえないので、本当に貴重な体験。
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長さ2m、幅45cm。大人の身長からしても長さは十分。ただし寝返りは打てなさそう。車両の中間の長いシートは2分割し2名で使用します。ちなみに、運転席真後ろの短めのシート(長さ1m60cm)は「D寝台」。
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枕元に用意されていたのは、夜道を歩く際のライト、そして枕。
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なんと座席のモケットを使用した、オリジナルの枕。枕があるなしで、寝心地は大きく変わります。

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1980年代前半に製造された車両は、レトロ感満載。
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天井から扇風機がぶら下がる姿なんて、都会ではほとんど見かけません。

通勤列車は夜行列車へ変身

列車はゆっくりと「守谷駅」を発車。車内では国鉄気動車ではお馴染みのオルゴール、アルプスの牧場が流れ、雰囲気はさながら夜行列車。

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「水海道駅」でしばらく停車。車内にトイレが無いので、このようにこまめにトイレ休憩が挟まれます。
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スタッフさんが見せてくれたのは、使用休止車両の札。実は今乗車している「キハ005号」「キハ006号」は先日引退したばかりなのだそう。
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今宵は使用休止の封印を解いて、私たちを夜の関鉄へと誘ってくれるのです。
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隣のホームにやってきたのは、昭和40~60年代の旧塗装をまとった、復刻塗装の車両。下妻行きの最終列車としばしの並び。
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実はこの時、車両故障のためダイヤが乱れていて、スタッフさん達はバタバタ。本来なら「キハ005号」と並んで撮影会だったようで、予定が乱れてしまいました。
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列車は少々遅れて「水海道駅」を発車。

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車内では、今日の記念品が配られました。
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とってもめずらしい、車内補充券!乗車駅、降車駅の所に小さく穴が空いていますね。
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続いては、関鉄グッズの車内販売がスタート。数あるグッズの中でも、今夜の「特別夜行開運号」のスタフのレプリカは特に人気のようでした。

年越しそばをいただき2022年へ

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「下妻駅」に到着。ここでは全員が一旦下車。ホームでは年越しそばの振る舞いがあるとのこと!
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こんな夜中の寒空の下、温かいお蕎麦を作って待っていて下さったとは、なんと嬉しくてありがたい事でしょう!
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お肉とか大根とか、具材たっぷりの雑煮そば。底冷えする寒さだったから、温かいお出汁が身体に染みる!美味しい!
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年越しそばを頂いている間、列車は一旦奥の3番線へ入換。1番線には遅れていた下妻止まりの最終列車が到着。これもダイヤが乱れていて予定外の入換だったよう。貴重な真夜中の入換シーンが楽しめた所で、再び列車に乗り込みます。

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下妻駅で購入したミニおせちを摘みながら、年が変わる瞬間を待ちます。黒豆、伊達巻き、昆布巻きに紅白蒲鉾。車内でお正月気分!

ダイヤが乱れた関係で数分ずれてしまいましたが、田んぼの真ん中で除夜の鐘ならぬ「除夜の汽笛」で新年を迎えました!ハッピーニューイヤー!

大宝八幡宮で初詣

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2022年最初の停車駅「大宝駅」に到着。ここでは約1時間停車。
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真夜中の12時の駅に列車が止まる、不思議な光景。

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スタッフさんの誘導で、駅から徒歩5分のところにある「大宝八幡宮」へ初詣。
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関東最古の八幡様と呼ばれる大宝八幡宮。なんと参拝の列が境内の外まで伸びていてびっくり!
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発車時間もあるので参拝は断念し、神社の周りをちょこっと見学。元旦の真夜中から多くの初詣客でこの賑わい。
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除夜の鐘も鳴らされていたのかな。
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再び列車へと戻ってきました。ロングシートであぐらをかいたり、ごろんと寝転んだり、皆さん思い思いにC寝台を楽しんでいるよう。

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列車は「大宝駅」を発車。続いて車内で配られたのは「開運」と書かれたお守り。
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裏を返すと、中には「大宝駅」の入場券が。縁起のいい名前にあやかった、参加者だけの特別なお守り。御利益ありそう!

C寝台でぐっすり就寝

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「大宝駅」を出てしばらくすると、車内は消灯し真っ暗に。C寝台に横になってしばしの睡眠。

ロングシートに寝転ぶなんて最初は抵抗があったけど、慣れると案外寝心地よかった。柔らかいけど程よく硬さもあって、意外に疲れないかも。ただし寝返りは打てませんが。

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途中「下館駅」に停まっていたようですが、私は夢の中だったみたい。2022年の初夢を列車の中で見るなんて、なんて素敵なんでしょう!

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目が覚めたのは「水海道駅」。ここでトイレ休憩。
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次の停車駅は取手。という事で、いつの間にか「快速 取手」に変わっていました。

明け方の車両基地と駅を見学

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列車は、水海道車両基地が見渡せる信号所で停車。ここで見学したのは「2022年初エンジン始動」。隣に留置された車両が、2022年の関東鉄道初めてのエンジン始動。響き渡るエンジン音とともに、関東鉄道の新たな1年が始まった瞬間を見届けました。
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列車は「取手駅」に到着。ここでは、駅係員さんの構内点検の様子や、普段なら絶対に見られない貴重な入換シーンを見学。
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隣のホームに止まっていたのは、取手駅の始発列車。
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車両番号をよーく見ると「5021」と「5022」。2021年~2022年になった事にちなんで、この車両を用意したのだそう。関鉄さんは本当に芸が細かい!
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朝の点検を終えた列車は、駅係員の合図で入換。
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扉が開き、2022年最初の始発列車となります。
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扉が開いたばかりの列車。まだ車内に乗客の姿はありません。

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5時ちょうど。「特別夜行開運号」は終点「守谷駅」に到着。大晦日から約6時間の夜行列車の旅。意外と寝心地がよかったC寝台、年越しそば、撮影会などイベントも盛り沢山で、思い出に残る年越しになりました。

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関東鉄道公式サイト

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