
猪肉の『ボタン鍋』と季節の料理が食べられて、さらに『うすずみ温泉』の入浴までセットになっている、樽見鉄道の「しし鍋列車」に乗ってきました!
本巣駅までは一般列車で移動

旅のスタートは、JR東海道線「大垣駅」。長いホームの端っこ、6番線から樽見鉄道は発車します。
樽見鉄道は、岐阜県大垣市の「大垣駅」から本巣市根尾の「樽見駅」まで走る、全長34.5kmのローカル鉄道。地域の足としてはもちろん、薬草列車や今回乗車するしし鍋列車など、車内で食事が楽しめるレストラン列車を企画。また、かつて春には『淡墨桜』へのアクセスとしても賑わったのだとか。

今回乗車する『しし鍋列車』は、ぼたん鍋と季節の料理、そして『うすずみ温泉』の入浴券、樽見鉄道1日フリー切符がセットで、5500円。事前に送られてきたチケットを手に、いざ乗車。

しし鍋列車は途中の本巣駅から増結されるので、本巣までは一般のお客さんと一緒。

列車は北へと走ります。
しし鍋列車増結!熱々のぼたん鍋をいただきます

本巣駅に到着。早速樽見側から、増結される「しし鍋列車」がやってきました。


テキパキした作業で連結。



ロングシートの車内の通路にテーブルが置かれていて、すでにお食事も用意されていました。
ここから終点の樽見駅までは約30分。食事のボリュームはたっぷりある割にあまり時間がないので、ここは手短に写真を済ませてすぐに頂きましょう。

ぼたん鍋は直前まで火にかけてあったので、あつあつ!走る列車内では火気の使用は厳禁なので、本巣駅の車庫で直前まで火にかけて増結するという、樽見鉄道さんの涙ぐましい努力のおかげで、熱々のぼたん鍋が頂けるのです。ありがたや〜


ぼたん鍋以外のお料理もとってもボリュームがあります。山菜やどじょうの天ぷら、鮎の甘露煮、柚子味噌がのった里芋など、いい感じの素朴な田舎料理で美味しい!

あと、このお茶のポットも懐かしい感じ。雰囲気があっていいですね。

樽見鉄道の社員の方が乗車されていて、料理の紹介や沿線の案内をして下さいます。ただあまり時間がないので、食べたり、景色を見たり、あれこれしてたらあっという間に終点の「樽見駅」に到着。

今回乗車した、しし鍋列車。ちゃんと行先表示も『しし鍋列車』ってなっているのが素敵ですね。
うすずみ温泉で入浴

ここからは送迎バスに乗ってうすずみ温泉へ。駅から温泉まではバスで約10分。温泉到着後は自由行動になります。


美味しいしし鍋を食べて、最後は温泉に入って、なんて素敵な旅なんでしょう!冬はぜひ樽見鉄道の『しし鍋列車』で旅してみては。
列車DATA
樽見鉄道「しし鍋列車」
乗車区間:大垣〜樽見
公式HP:https://tarumi-railway.com