2020-04-24 JR東日本の「スーパービュー踊り子」|終焉を迎えるリゾート特急 JR東日本 関東 観光列車 1990年にデビューした、首都圏と伊豆を結ぶリゾート列車「スーパービュー踊り子」が、2020年3月14日のダイヤ改正を前に引退。今回は、私個人的に最初で最後の「スーパービュー踊り子」に乗ってきました! スーパービューでオーシャンビュー! 子どもたちの憧れ!スーパービュー踊り子は最後までカッコよかった スーパービューでオーシャンビュー! 旅のスタートは、伊豆急行の始発駅「伊豆急下田駅」から。 14:10発の特急「スーパービュー踊り子8号」に乗車。改札は15分前から開始。 ホームに行くと、早速スーパービュー踊り子が止まってました。2階建て車両とハイデッカー車両が並ぶ姿、いや本当にカッコいい! 隣の留置線では185系と251系が並んでいました。まさか251系が先に引退するとは思いませんでしたが、185系も残りわずかの運命でしょう。 外の観察は終点の東京駅でじっくりするとして、早速車内へ。スーパービュー踊り子は乗降口が5ヶ所に制限されて、各乗降口ではアテンダントさんがチケットの確認と案内をしてくれます。 デッキの階段を少し上がって客室へ。おぉー!明るい! 窓の大きさは、天井から座席の肘掛けまで。なんてったって「スーパービュー」ですから!とてつもなく大きいですね。 青色の明るい座席。 変わった造形の天井。 飛行機のようなハッチバック式の荷物棚。 隣の車両の座席は赤色。 東京方の先頭は普通車の展望席。本当は展望席が良かったけど…残念ながらチケットGETできず。 階段を降りると1階はキッズルーム。 特におもちゃがあるわけでは無いけど、2時間超えの列車は子どもは退屈しちゃいますもんね。この日もキッズが楽しそうに遊んでました。下田で立ち寄った寿司屋の女将さんが「子どもがまだ小さい頃、スーパービューはキッズルームがあったから助かったのよー」って話してたなー。最近の観光列車でも、キッズが思いっきり遊べる空間ってなかなかないですよね。 最後部の1・2号車はグリーン車ですが、お邪魔するのは遠慮しました。あと5号車には売店コーナーがあるみたいですが、車内販売のワゴンもまわってきました。 途中の駅で下りの「スーパービュー踊り子」と行き違い。 ここでは「成田エクスプレス」の車両を使った「マリンエクスプレス踊り子」と離合。マリンエクスプレスも次の改正で無くなるとか? スーパービューでオーシャンビュー!天気も良くて最高!この日は伊豆大島まで見えました。 伊豆急下田駅で購入した『スーパービュー踊り子引退記念乗車券』。記念乗車券入りのポストカードがいっぱい入ってた!しかもリニューアル前の塗装の貴重な写真ばかり。 子どもたちの憧れ!スーパービュー踊り子は最後までカッコよかった 伊豆急下田から約2時間40分。スーパービュー踊り子はあっという間に、終点の東京駅に到着。 オーシャンブルーの爽やかな色合い。 大きな窓の運転席。 そして『SVO』のエンブレム。 子どもの頃、図鑑を見て憧れた「スーパービュー踊り子」は、今でもやっぱりカッコよかった。本当に引退しちゃうのかい!?残念でいっぱいだけど…30年間お疲れさまでした!