マサテツ〜楽しく美味しい列車旅〜

楽しいリゾート列車 美味しいレストラン列車

JR東日本の「SLぐんまみなかみ」|デゴイチと旧型客車

鉄道コム

f:id:masa-tetsudo:20201030071112j:plain

週末を中心に群馬県の高崎駅から水上駅までを走る「SLぐんま みなかみ」。デゴイチと旧型客車のレトロな列車旅を楽しんできました!

鬼滅の刃で盛り上がる高崎駅

「SLぐんま みなかみ」の旅は「高崎駅」からスタート。高崎駅から発車するSL列車は今回乗車する「ぐんま みなかみ」の他に、信越線横川行きの「ぐんま よこかわ」が走ります。

f:id:masa-tetsudo:20201030070226j:plain

f:id:masa-tetsudo:20201030070248j:plain

中でも「ぐんま よこかわ」は現在、映画鬼滅の刃とのコラボ列車として運転されており、高崎駅構内も至るところが"鬼滅仕様"に装飾されていました。(~2020年12月31日)

SLの代名詞「デゴイチ」と旧型客車

操車係の誘導で、東京方からゆっくりと入線。

SLの姿を一目見ようと、ホームは多くの人で溢れています。

D51形蒸気機関車は、1936(昭和11)~1950(昭和25)年にかけて1115両が製造されました。日本の機関車の形式の中で最も多くて人気があり、今や「デゴイチ」の愛称は日本の蒸気機関車の代名詞になっています。
「D51 498号機」は、1940(昭和15)年に旧鉄道省の鷹取工場(兵庫県神戸市)で製造。1972(昭和47)年に引退後は上越線の後閑駅前で静態保存されていましたが、1988(昭和63)年に復活。当時来日した「オリエント急行」も牽引しました。

貨物用の「力持ち」な機関車として製造されたデゴイチ。大きな動輪とボイラーは迫力満点です。

デゴイチが牽引するのは、いかにもレトロな客車。

こちらは1938年~1955年の間に製造されたもので「旧型客車」と呼ばれています。

f:id:masa-tetsudo:20201030070317j:plain

行き先表示は「サボ」。

扉は手動。

車内もレトロ。もちろん冷房はなく、扇風機と電球が付いた高い天井。壁面も座席も木製。

網棚が本当に"網"。

f:id:masa-tetsudo:20201030070351j:plain

ボックス席のテーブルをよーく見てみると、下に「センヌキ」。一昔前は当たり前だった、懐かしのアイテムです。

f:id:masa-tetsudo:20201030070417j:plain

旧型客車は今年(2020年)にリニューアルが施されました。当時の面影はそのままに木目に艶が出て、より長生きしてくれそうです。

デゴイチの旅がスタート

横断幕を持った係員さんがお見送り。

まもなく「SLぐんまみなかみ」の発車です!

車内はほぼすべてのボックスが埋まり賑やか。窓から景色を眺めたり、お弁当を広げたり、皆さん思い思いで楽しんでいます。

高崎駅のホームで配っていた乗車記念証。

f:id:masa-tetsudo:20201030070502j:plain

中には、SLの説明やチケットを挟めるところもあって、なかなか素敵な乗車証。

f:id:masa-tetsudo:20201030070526j:plain

こちらは、車内でアテンダントさんが配っていたSLカード。中身は何種類かあるみたいで、私は転車台とデゴイチの写真でした。

f:id:masa-tetsudo:20201030070604j:plain

10時34分「渋川駅」に到着。ここで約20分停車するので、絶好の撮影タイム。

機関室では、この先の上り勾配に備えてどんどんと石炭がボイラーへ。

この間に「特急 草津」が先に出発します。

f:id:masa-tetsudo:20201030070631j:plain

渋川を出ると平坦な関東平野を離れ、いよいよここからは上り勾配が続きます。
ゆっくりと、でも力強く走るデゴイチ。フルスロットルのデゴイチからは真っ黒な黒煙が上り、窓の外に流れていきます。

この日は生憎な雨で、あまり車窓は楽しめず。そんな時は駅弁を楽しみましょう!鉄道旅の楽しみのひとつですから。

車内販売で購入した駅弁は「上州D51弁当」。

なんとお弁当箱がデゴイチの"顔"になってます!

お箸には「D51 498」のロゴが。おみやげとして旅の思い出にもなりますね!

エビ、タケノコ、椎名豚のチャーシュー、さらに名物の鶏めし弁当にも入っている鶏の照り焼きなど、おかずは盛りだくさん。
おかずの下からは、真っ黒なご飯が出てきてびっくり!なんでも竹炭で炊いているのだそう。味はもちろん、見た目のインパクトも満点です。

f:id:masa-tetsudo:20201030070716j:plain
列車は「沼田駅」に到着。ここでも約10分の停車時間。

f:id:masa-tetsudo:20201030070745j:plain

「SLぐんまみなかみ」のヘッドマークは、デザインは季節ごとに変わるそう。この日は秋らしく、紅葉した山々が描かれたヘッドマークでした。

f:id:masa-tetsudo:20201030070815j:plain

沼田を出ると、終点水上まではあと30分です。

転車台で方向転換するデゴイチ

高崎から2時間7分で「SLぐんまみなかみ」は終点「水上駅」に到着。この後SLはすぐに客車を切り離し、入換線へと引上げます。
私は、この後SLが方向転換する転車台を見学するため足早に改札へ。

f:id:masa-tetsudo:20201030070852j:plain

SLが方向転換する転車台までは徒歩約5分。転車台の前は広場が整備されていて、同じデゴイチの「D51 745号機」が保存されています。

デゴイチは、引上線からバックで転車台へゆっくりと進みます。

デゴイチを乗せた転車台が回転。こちらに正面を向けたときの顔はカッコいい!

f:id:masa-tetsudo:20201030070918j:plain

雨の中でも、転車台の周りはギャラリーでいっぱいです。

サービスでもう一回転。二回転半した「SLぐんまみなかみ」はこの後、転車台の隣にあるピットへ。

ピットに入線したSLぐんまみなかみは、折り返しに向けて列車の整備を行います。

f:id:masa-tetsudo:20201030070959j:plain

f:id:masa-tetsudo:20201030071031j:plain

整備を終えたデゴイチは、水上15:20発で再び高崎へと帰って行きます。

「SLぐんまみなかみ」「SLぐんまよこかわ」は「D51 498」のほかに「C61 20」(通称 シロクイチ)のいずれかが牽引します。近くで見る大型蒸気機関車は迫力満点。皆さんもぜひ「デゴイチ」「シロクイチ」に乗車してみてはいかがでしょうか!

www.jreast.co.jp

www.jreast.co.jp