アートをテーマにした観光列車「La Malle de Bois (ラ・マル・ド・ボア)」。今回は岡山〜尾道間を走る「ラ・マルしまなみ」に乗ってきました!
*2020年10月の情報を基に作成しています
どこから撮っても写真映え!おしゃれな観光列車
旅のスタートはJR山陽線「尾道駅」。2019年にリニューアルされ、坂の町・尾道観光の玄関口にふさわしい駅舎に生まれ変わりました。
今回乗車するのは尾道発岡山行き「ラ・マルしまなみ」。発車時間より早めにホームに来ましたが、すでに列車は停車していました。まだ扉は開いていないので、まずはおしゃれな外観を見学!
ドアが鞄になってる!
窓枠も!旅行鞄に見立てたデザインはとってもおしゃれ。
列車名が書かれてあるのはラゲッジタグかな?自転車のマークの意味はのちほど。
おしゃれだなーって感心していたら扉がオープンしたので、いよいよ車内へお邪魔します。
おぉー!車内もおしゃれ!
左右で座席が違っていて、片側はリクライニングシート、もう片側は窓を向いたカウンター席になっています。
バーにあるようなハイチェアなので、高い目線から景色が楽しめますね。
床はフローリング。つやつやピカピカ!
座席番号もラゲッジタグのデザイン。おしゃれ!
ラ・マル・ド・ボアの記念写真ボード。その隣には自転車が!?
実はラ・マル・ド・ボアにはサイクルスペースがあり、事前に予約すれば自転車を積み込むことができるのです。おだやかな気候のせとうちエリアをサイクリングしたら気持ちよさそう!
他にも旅を盛り上げてくれる仕掛けが沢山あります。カウンター席上部の棚には瀬戸内エリアの旅行雑誌。
アートに関する本や旅をイメージしたアート作品が展示されています。まるでアート作品に乗って旅しているような気分!
要予約のスイーツBOXは必食
そうこうしているうちに列車は「尾道駅」を発車。離れゆく尾道水道を眺めながら、岡山まで1時間20分の旅がスタート。
早速向かったのは2号車にある車内販売カウンター。こちらで予約していたスイーツBOXを受け取ります。
こちらが、ラ・マル・ド・ボア限定の「旅するせとうちスイーツBOX」。
ラ・マル・ド・ボアを模したボックスが素敵!おみやげにもなりますね。
では箱をオープン。
おぉー!かわいい!!
岡山の旬のフルーツなどを使ったミニタルトが5種類。時期によってフルーツの内容も変わるのだそう。どれも美味しい!
同じく車内販売カウンターで購入したコーヒーとともに、列車の中で贅沢なスイーツタイム!
ついつい手が伸びちゃう!車内限定のおみやげ
「ラ・マルしまなみ」は田園風景が広がる山陽路を颯爽と走ります。
先頭車両へ。運転席の窓が大きいので前面展望も楽しめます。
反対線路に115系が!岡山地区は今でも国鉄時代の車両が多く活躍しています。
福山を発車した「ラ・マルしまなみ」。再び車内販売カウンターへ。
ラ・マル・ド・ボアでは車内限定のおみやげがとても充実しています。
ロゴを模した今治ハンカチやマスキングテープ、バック。さらには備前焼のカップまで。どれもおしゃれなデザインなのでついつい手が伸びてしまいます。
記念乗車証に押すスタンプを発見!
きれいに押せました!
車内販売カウンターで購入した岡山産清水白桃のサイダーを飲みながら、のんびり景色を楽しみます。
「ラ・マルしまなみ」は終点「岡山駅」に到着。ひと目で"おしゃれ"なイメージが感じられる列車。車窓は単調で派手さはありませんが、車両全体の雰囲気を楽しむなら約1時間の乗車時間はちょうどいいと思いました。
ラ・マル・ド・ボアの観光列車は岡山を起点に
「ラ・マルしまなみ」岡山〜尾道間
「ラ・マルせとうち」岡山〜宇野間
「ラ・マルことひら」岡山〜琴平間
以上3列車があり、運転日によって列車名と行き先が異なります。
皆さんもぜひラ・マル・ド・ボアに乗ってアートに触れる列車旅を楽しんでみては!
関連リンク
関連書籍
鉄道イベント情報
伊予灘ものがたり 7周年記念式典(2021年7月18日) - 鉄道コム
長野総合車両センター 子ども向け遠隔業務体験イベント(2021年8月5日) - 鉄道コム
185系・小湊鉄道・いすみ鉄道 貸切乗車ツアー(2021年9月4日) - 鉄道コム
185系 ぐるっと北総水郷185(ツアー)(2021年9月11日) - 鉄道コム
奥久慈Shu*Kura(ツアー)(2021年7月14日) - 鉄道コム