2012年のデビューから9年が経とうとしていますが、今でも近鉄のフラッグシップに君臨し続ける観光特急「しまかぜ」に乗車し伊勢志摩へ!
*2020年6月の情報を基に作成しています
心地よいしまかぜの空間
「大阪難波駅」に颯爽と入線してきた「しまかぜ」。今でも「しまかぜ」にカメラを向ける人を多く見かけます。その魅力的な姿は、一度は乗ってみたい憧れの列車なのです。
今回は奇跡的に取れた最前列のシートに座り、大阪難波から賢島まで2時間23分の旅を楽しみます!
地上に上がり「鶴橋駅」を発車。
最前列からはこの眺望。まさに特等席!
運転士さんの挙動も逐一観察できます。カッコいい!
車内ではアテンダントさんが記念乗車券とおしぼりを配ってくれました。新幹線のグリーン車みたい!
座席の快適さもグリーン車並み、いやそれ以上!
シートピッチはこんなに広い!ゆったり足が伸ばせます。
リクライニングやオットマン、さらに窓のカーテン上げ下げまですべて電動。なんとマッサージ機能まであるのです!
しばらくは前面展望を楽しむとしましょう。近鉄特急の新塗装もだいぶ見慣れてきましたね。
リバイバル?これは何の塗装かな?
往年の食堂車を彷彿とさせるカフェ車両
そろそろお腹が空いてきたので、車内を観察しながらカフェ車両へ行きましょう!
ハイデッカーとなっている先頭車両。明るく広々としたデッキ。床は大理石調で豪華。大きな荷物を収納するロッカーもあります。
先頭車両以外はハイデッカーではありませんが、天井が高く開放感があっていいですね!
6人掛けのコンパートメント(半個室みたいな)や個室もあります。私も以前コンパートメントを利用した事がありますが、グループで乗る時は絶対おすすめ!
お化粧直しができるスペースも。もう至れり尽くせり!
カフェ車両にやってきました。眺めのいい2階席でランチタイム。
頂いたのは「松阪牛重」。なんと列車の中で松阪牛が頂けるなんて。感激!もちろんお味は抜群!
食後はスイーツも頂きました。ケーキはいくつか種類があって、こちらも列車の中とは思えないぐらいの美しさと味。
豊富なメニューと何より温かい食事が頂けるカフェ車両は、往年の食堂車を彷彿とさせます。「しまかぜ」に乗ったらカフェ車両は外せません。
爽やかな風に乗って走るしまかぜ
美味しい食事を頂いていると、列車はいつの間にか鳥羽付近を通過中。
このあたりは海が目の前。いい景色。
宇治山田、鳥羽と徐々に減り賢島に着く頃には乗客はまばら。
大阪難波から2時間23分で「しまかぜ」は終点「賢島駅」に到着。
京都発の「しまかぜ」と顔が並びました!
しまかぜが走る前は伊勢志摩方面の特急といえば「伊勢志摩ライナー」でしたが、今でも根強い人気を誇ります。
「しまかぜ」の愛称は志摩に吹く風の爽やかさと、車内で過ごす時間の心地よさから名付けられました。心地よい空間の「しまかぜ」は今日も爽やかな風に乗って伊勢志摩を走ります。
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