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小田急の「ロマンスカーミュージアム」|歴代のロマンスカーを展示

鉄道コム

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小田急の歴史を彩ったロマンスカーたちを展示した博物館。小田急「海老名駅」前にある「ロマンスカーミュージアム」へ行ってきました!

*2021年9月の情報を基に作成しています

「MSE」に乗ってロマンスカーミュージアムへ

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せっかくならロマンスカーに乗って「ロマンスカーミュージアム」へ行こう!という事で小田急「新宿駅」。海老名にも止まるロマンスカーもありますがちょうど逃してしまったので、御殿場行きの「ふじさん」に乗車する事に。
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車両は「MSE」。JR御殿場線に乗り入れたり、地下鉄千代田線に乗り入れたり、その名の通りマルチなロマンスカー。
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展望席はないものの、スタイリッシュで落ち着いた空間の車内に「これがロマンスカーか!」と思わず感嘆の声が漏れてしまいました。
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相模大野で快速急行に乗り換えて「ロマンスカーミュージアム」がある「海老名駅」に到着。改札内にはロマンスカーの顔はめパネルが沢山並んでいて、ワクワク感が増してきます。

ロマンスカー展望席のオブジェがお出迎え

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改札口を出て左へ進むと、エントランスが見えてきました!
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出迎えてくれたのは木製のオブジェ。ロマンスカーの展望席みたいになってる!ここで記念撮影したいですね。
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館内に入ってまずはチケットを購入。入館にはウェブ予約が必要ですが、予約人数が少ない時はその場で個人情報を記入すれば入館する事ができます。私が伺ったのは平日でしたが、ブームは落ち着いたのかどの時間帯でも入館可能でした。

小田急を最初に走ったモハ1

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エスカレーターを降りて1階へ。まず現れたのは、茶色一色のレトロな電車。「モハ1」と言って、小田急の前身小田原急行電鉄が開業した時の電車なんだって!
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製造されたのは1927年。90年以上も前の車両ですが、美しくピカピカの姿で保存されています。
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ことでんのレトロ電車とか、上毛電気鉄道の「デハ101」もこんな感じの姿でした。
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稲田登戸は、今の「向ヶ丘遊園駅」なのだそう。
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車内に踏み入れる事はできませんが、外から中を覗く事ができました。床とか、壁とか、日除けとか、ほとんどが木でできています。

小田急とロマンスカーの軌跡をたどるムービーを見て、次のエリアへ。

歴代のロマンスカーが一堂に会したギャラリー

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おぉー!ロマンスカーが並んでる!カッコいい!
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歴代のロマンスカーが並ぶギャラリー。「SE」「NSE」「LSE」奥には「HiSE」「RSE」と計5種類のロマンスカーが展示されています。

高性能新特急車「SE」

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1957年にデビューした「SE」こと3000形。当時は『画期的な高性能新特急車』とすごい期待度だったみたい。

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「乙女」は当時の特急列車の愛称。他に「あしがら」「はこね」「早雲」など、なんと16種類もあったのだそう。
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まるで乙女のように、丸みを帯びた美しい流線形。60年以上経った今見ても素晴らしいスタイル。

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車内も見学する事ができました。かなり背の低い扉から中へ。
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ずらりと並ぶ座席。なかなか快適そう。
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棚に書かれた座席番号にびっくり!当時は3桁の数字だったみたい。

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反対側は、御殿場線へ乗り入れる「あさぎり」で活躍した後期の姿。
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前期とは違って、男らしい無骨な姿も素敵。

初の展望席「NSE」

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ロマンスカーといえば展望席。ロマンスカー最初の展望席と2階の運転席となったのが、1963年にデビューした「NSE」3100形。

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同じ時期に登場した名鉄のパノラマカーもこんな感じでしたね。子どもの頃は、運転士さんはどうやって運転席に登るのか、不思議に思っていました。
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個人的に一番カッコいいと思ったのが「NSE」。ライト周りの造形とか最高に萌える!

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「NSE」も車内に入る事ができました。
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現代でも展望席は憧れの的。いつか先頭に座ってみたいなー。

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車両の反対側へ。こちらは愛称幕が後期の電動式になっています。「さようなら」のヘッドマークは最終運転の時のままなのかな。

ラグジュアリーな「LSE」

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1980年のバブル時代にデビューした「LSE」7000形。Lはラグジュアリー。展望席の照明がすでにラグジュアリー感で溢れています。
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愛称幕から展望席へ伸びるシュッとした流線形。スピード感があってカッコいい!

ハイデッカーの「HiSE」

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奥へ進むと、続いて見えてきたのは「HiSE」10000形。子どもの頃図鑑で見た時は「HiSE」が最新鋭のロマンスカーでした。直線的でシュッとしたフォルムに「カッコいいなー」と子ども心に思ってました。
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ロマンスカーといえば連接台車。「HiSE」は連接台車の構造も見学できます。

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2つの車体を支える連接台車。乗り心地がよくなり急カーブも通りやすいのが連接台車のメリット。ここまで見てきたロマンスカーは全て連接台車でした。
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「HiSE」は車内が開放されていて、座席に座る事もできます。ハイデッカーなので眺めがいい!
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展望席からの眺め。ロマンスカーの展望席の指定って、本当になかなか取れないですよね。今は「長野電鉄」を走る「ゆけむり」で「HiSE」の展望を楽しむことができます。

www.masatetsudo.com

御殿場線へ乗り入れた2階建て車両「RSE」


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最後は「RSE」こと20000形。

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「あさぎり」としてJR御殿場線に乗り入れて沼津まで運転されていました。
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展望席はありませんが、運転席の後ろはガラス張りなので眺望はいい感じ。
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運転席が2階にあるロマンスカーと違って、運転する様子が見られたのも「RSE」の魅力ですね。

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「RSE」は小田急初の2階建て車両。
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2階席は「グリーン車」だったみたい。
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ゆったりとした座席配置。展望席とはまた違った車窓が楽しめたのでしょうね。

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1階はコンパートメント席。景色は良くないけど、おしゃべりに夢中になったら関係ないか!
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デッキには「走る喫茶店」の跡が残っていました。
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ホシザキの冷蔵庫までそのまま。
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ポスターの当時のものなのかな?焼酎お湯割りを飲みながらの列車旅、最高だっただろうなー。
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ロマンスカーが並ぶギャラリーエリアはここまで。外観だけでなく車内や床下までじっくり観察できたり、照明の使い方が良くてどの車両もカッコよく照らされていたのが印象的でした。いやー素晴らしかった!

壮大なジオラマ

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小田急の歴史年表などが並んだコーナーを過ぎ、再びエスカレーターで2階へ。
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おぉー!思わず感嘆の声が。壮大なジオラマが展示されています。鉄道博物館のジオラマ、大好きなんです。
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新宿駅はちゃんと地下ホームまで再現されています。
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多摩川をわたるロマンスカー。
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竜宮城みたいな駅舎は「片瀬江ノ島駅」ですね!
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日が暮れてきました。
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新宿の夜景。きれいだー。

キッズが楽しめるエリア

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ジオラマエリアを過ぎると、おっ!これはGSEじゃないですか!
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ロマンスカーをテーマにしたキッズゾーンになっていました。

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キッズゾーンの隣には「LSE」の運転シュミレーター。抽選に当選すると体験できるのですが、30分毎に2組だけとなかなかの難易度。案の定、抽選に外れました。今度は体験してみたい!
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ミュージアムショップ。おみやげがいっぱい過ぎて、どれにしようか迷う!

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忘れちゃいけないのが、ロマンスカーミュージアムの屋上にあるテラス。エレベーターに乗って3階へ。海老名駅と車庫が一望できる最高のスポット。じっくり見学してたら、外はすっかり日が暮れていました。

ミュージアムに併設されたカフェ

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最後は、ロマンスカーミュージアムの入口にあるカフェ「ロマンスカーミュージアムクラブハウス」でのんびり。こちらはミュージアムに入館しなくても立ち寄れます。

「ロマンスカードック」やスイーツ、さらにロマンスカーがプリントされた「飲める車両図鑑」なるメニューまで。どれも気になる!
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天井が高くて開放的!
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トレインビューなソファー席は大人気!
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私が頂いたのは「日東紅茶とクールケーキのセット」。

昔のロマンスカーは別名「走る喫茶店」とも呼ばれていました。アテンダントが座席で注文を取りサーブまでしてくれる、まさに喫茶店にいるようなシートサービスが人気でした。「日東紅茶とクールケーキのセット」は、当時の走る喫茶店のメニューを再現したもの。
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こちらが「クールケーキ」。美味しそう!
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カットしようとすると、クリームだと思っていた部分が固くてびっくり!実はアイスクリームを巻いたロールケーキなのです。だから「クールケーキ」なんだ!
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走る喫茶店のサービスは「日東紅茶」と「森永エンゼル」の2社で行われていました。なので、紅茶はもちろん「日東紅茶」。
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あの頃のロマンスカーに思いを馳せながらいただきました。
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という事で「ロマンスカーミュージアム」を存分に楽しんできました。個人的には2時間ぐらいあれば十分見学できそう。皆さんもぜひ「ロマンスカーミュージアム」へ出かけてみては!

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ロマンスカーミュージアム公式サイト

www.odakyu.jp