南海電鉄高野線の「九度山駅」の構内にある「おむすびスタンド くど」。竈で炊いた美味しいおにぎりはもちろん、鉄道ファンが楽しめる要素も満載です!
*2021年11月の情報を基に作成しています
九度山駅のホームにおむすびスタンド
「九度山駅」へは南海なんば駅から橋本まで行き、普通電車に乗り換え。観光電車「天空」も九度山に停車します。
ホームの中にある「おむすびスタンド くど」。
カラフルでかわいい外観。
店頭ではお味噌とか梅干しとか、お土産なんかも販売しています。
ホーム側にある窓をチラリと覗くと、ご飯を炊いてる釜が見えました。
「おむすびスタンド くど」では、地元九度山町産のお米を、昔ながらの薪と竈で炊いているのです。
しかも、タイミングよく"新米"が頂けるみたい!楽しみ!
鉄道ファンの心をくすぐるインテリア
握りたてのおにぎりを待ってる間に、鉄道ファンの心をくすぐる「おむすびスタンド くど」の見どころを探します。
店先にはカウンター。かと思いきや、座席の上にある網棚です!
こちらはイートインスペース。なんだか見たことある扉が…
なんと本物の電車のパーツ!
扉、網棚、そしてイートインスペースの窓は、2019年に引退した「7100系」という電車の部品を使っているのです!
電車の扉を手で開けて中へ。
中は「おむすびスタンド くど」のイートインスペースになっています。
カウンター席に座ればホームは目の前。最高のトレインビュー!
レトロな沿線案内図。こちらは1957~61年頃に制作され難波駅に設置されていたのだそう。
これは列車遠隔制御装置の連動盤。通称「CTC」と呼ばれています。信号を遠隔で制御したり、列車の走行位置がわかる装置。こちらも2019年まで運輸指令で使われていました。
指令員はこんな感じでお仕事しています。
竃で炊いた、炊き立てご飯のおむすび
握りたてのおむすび!美味しそう!
頂いたのは、シンプルに「塩むすび」と、黒米を使った「加太ひじきむすび」。
「塩むすび」は、炊き立ての瞬間しかオーダーできないやつ。見つけたら絶対頼むべし!ほんのり優しい塩味で、お米の甘さが一層引き立ちます。
「加太ひじきむすび」は、加太で獲れたひじきを使用。これがとっても太くて、食べ応えがあって美味しかった!
美味しいおにぎりを食べた後はぜひ観光列車「天空」、そして「高野山ケーブルカー」に乗って、弘法大師によって開かれた聖地・高野山へ出かけてみては!
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