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長良川鉄道の「観光列車 ながら」ランチプラン|長良川に沿って走る清流レストラン

鉄道コム

木曽三川のひとつ・長良川に沿って走る「長良川鉄道」を走る「観光列車 ながら」。川と山の美しい景観を眺めながら、沿線の食材を使った美味しい料理を頂きました。

水戸岡氏デザイン!ワインレッドに身を包む「ながら」

長良川鉄道と「観光列車 ながら」は「美濃太田駅」から発車します。名古屋から「特急 ひだ」で約50分。美濃太田は高山線・太多線、そして長良川鉄道が接続する交通の要所でもあります。

10:20頃に美濃太田に着きましたが、ホームにはすでに「観光列車 ながら」が停車していました!

デザインは、全国の観光列車を手がけている水戸岡鋭治氏。

ワインレッドのボディにゴールドで描かれた文字とロゴ。大人な高級感があっておしゃれ!

「観光列車 ながら」は2両編成。先頭「森号」は乗車整理券のみで気軽に乗車できる、ビュープラン。後部「鮎号」は事前予約制のランチプランの車両。鮎号は途中の「郡上八幡駅」までの運転です。

私はランチプランを予約したので「鮎号」に乗車します!

味はもちろん、目でも楽しめるお料理たち

座席とテーブルの間隔が少し狭く感じますが、ボックス席にはガラスの仕切りやレースカーテンがあるので、周りの目を気にせずゆったりと食事が楽しめます。

ランチプランのお料理は、美濃太田駅前にある「シティホテル美濃加茂」による和洋折衷料理。

すでに各テーブルにはお重がセットされています。

まずは、水引きが飾られた小鉢から。

[美濃からのご挨拶]

かぼちゃのプリン仕立てに、3種類のキャビア、そしていくらをのせた豪華な前菜。奥美濃地方ではキャビアの養殖が行われているのだとか。

お重の蓋には、紅葉が描かれた美濃和紙。

ワクワクする瞬間!

[和宮内親王の玉手箱]

2段のお重に11種類ものお料理が詰まった玉手箱。

・奥美濃古地鶏のバロンティーン柚子味噌風味
・郡上八幡の坪井さんが獲った鹿肉の柿味噌漬け 香味野菜添え
・東松島産味噌の野菜の田楽、海老添え
・スモークサーモンのマリネ
・活帆立貝と巨峰の白和え
・アジとお芋のテリーヌ、ソースタップナード
・下呂の堀田さんが育てたなっとく豚のコンフィー、マスタード風味
・茸入り五穀米のリゾットサラダ仕立て、鯛の吹雪揚げ添え
・グリーンアスパラのマリネ、ラヴィゴットソース生ハムセックと
・胡麻プリン マンゴー添え
・カニのふわふわムース

バロンティーンとは、鶏肉に挽肉や野菜など別の食材を包み込んだ料理。

オイルに浸した豚肉にじっくり火を入れたコンフィ、こちらもフレンチの技法。

下呂で育った豚肉、郡上八幡で採れた鹿肉など、地産地消の食材がふんだんに使われています。

食材だけでなく、一品一品の器にもこだわりが感じられます。目でも楽しめるお料理たちに感激!

[飛騨牛のしゃぶしゃぶコンソメと共に]

続いて運ばれてきた器。中には、飛騨牛のA5等級をしゃぶしゃぶに。温かいコンソメスープを注いで頂きます。

さすが、最高級であるA5等級の飛騨牛。口の中で溶けてしまうような食感に感動!

[松茸ごはんと白瓜のもろみ漬け]

蓋を開けたとたん、松茸の香りがいっぱいに広がります。ご飯は美濃加茂産の「ハツシモ」。

[デザート]

デザートは3種。

・ガトーオペラ ホイップクリームと
・ふわふわクリームチーズのムース ミックスベリーソース
・季節のフルーツ

フルーツには岐阜産の柿が。岐阜県瑞穂市は富有柿の発祥地。
旬の地元食材を織り込んだお料理は、どれも美味しくて大満足。

窓の向こうには、紅葉が色づき始めた山々と長良川。素晴らしい景観とともにいただくランチは、お店でいただくソレとはまた違った楽しみと満足感が得られます。

線路の歴史と長良川の美しい景観

列車は途中の「大矢駅」で約10分停車。「観光列車 ながら」にはトイレが付いていないので、トイレ休憩も兼ねています。

列車の前には駅名板とヘッドマークが置かれ、格好の記念撮影スポットに。

「観光列車 ながら」の乗客で賑わうホームですが、一歩駅舎の外へ出ると歴史のある駅舎が静かに佇んでいます。

大矢駅の駅舎は、1927年の国鉄越美南線の開業当時のまま。ぜひ一歩駅舎の外に出て、その時代の重さを目に焼き付けて貰いたいと思います。

記念撮影に、駅舎の見学に、トイレまで行ってたら、10分なんて停車時間は物足りないぐらい。駅舎内には貴重な鉄道備品が展示された「ふるさと鉄道館」があるのですが、残念ながらタイムオーバー。せめてあと5分、停車時間があれば…

日本三大清流のひとつに数えられている長良川に沿って北上する「観光列車 ながら」。

長良川鉄道には12の鉄橋があり、渡るたびに右へ左へ、長良川は姿を変えて行きます。

列車は、長良川が美しく望める地点で一旦停止。アテンダントに勧められて窓を開けてみると、川のせせらぎの音が車内まで聴こえてきます。

郡上八幡が近づくに連れて、山々の紅葉も一段と濃くなってきました。

最後は、地元の特産品の「おみやげ」を頂きました。こちらは日によって内容が変わるそうで、この日は「明宝ケチャップ」。どんなお味なのか、旅のあとにも楽しみが続きますね。

「観光列車 ながら」は「郡上八幡駅」に到着。ランチプランの「鮎号」はここまでとなります。

「郡上八幡駅」は1929(昭和4)年に開業。2015年に有形文化財に指定。2017年には開業時の外観に復元するなどリニューアルされました。

「観光列車 ながら」は「鮎号」を切り離し、ここからは「森号」1両が長良川鉄道の終点「北濃駅」まで走ります。

「郡上八幡」は、古い町並みにきれいな水路が流れるなど風情ある町並みが残り、奥美濃の小京都とも呼ばれています。

郡上八幡へ観光に行くも良し、森号に乗り換えて北濃駅を目指すも良し。自分好みの行程で旅を楽しんでみてはいかがでしょうか!

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