マサテツ〜楽しく美味しい列車旅〜

楽しいリゾート列車、美味しいレストラン列車、たまにはいいね!列車旅

【特急だけど急がない!?】長野電鉄の「特急ゆけむりのんびり号」に乗ってきました!

鉄道コム

f:id:masa-tetsudo:20200508184350j:plain

『特急だけど急がない』まるで普通列車のようにのんびりと走る、長野電鉄の観光列車「特急ゆけむりのんびり号」に乗ってきました!

 

改札で野菜を売ってる!?地域密着のながでん長野駅

長野電鉄は長野駅の地下から発車します。今風のおしゃれな地下入口。ですが…

f:id:masa-tetsudo:20200508184417j:plain

改札前は一気に昭和のレトロ感満載。

f:id:masa-tetsudo:20200508184437j:plain

しかも券売機の前でお蕎麦とか、

f:id:masa-tetsudo:20200508184457j:plain

きのことか、

f:id:masa-tetsudo:20200508184516j:plain

お野菜なんかも売っていて、まるで産直市場みたい。しかもお会計は出札窓口へ。まさに地域密着な「ながでん」ですね。

憧れのロマンスカーに乗って

さて今回乗車するのは、長野〜湯田中間を特急で通常45分のところを約1時間10分かけてのんびり走る「特急ゆけむりのんびり号」。

土日祝日のみ運転。4分前に通常の特急(停車駅が少ないA特急)とのんびり号(S特急)、2本続けて特急が発車します。

ホームに降りると…

f:id:masa-tetsudo:20200508184542j:plain

おぉー!HiSEが2本並んでる!!

「のんびり号」が走る日にしか見られない貴重な並びです!

f:id:masa-tetsudo:20200508184611j:plain

のんびり号は左側、パネルが目印。

f:id:masa-tetsudo:20200508184634j:plain

ゆけむりのんびり号に使われるのは、元小田急ロマンスカーHiSEとして活躍した10000系。

f:id:masa-tetsudo:20200508184658j:plain

運転席の下は、ロマンスカー伝統の展望席。

f:id:masa-tetsudo:20200508184721j:plain

他の車両も、階段を数段登ったハイデッカー仕様なので、眺めがいい!

f:id:masa-tetsudo:20200508184751j:plain

座席はリクライニングシートで快適。

長野電鉄の特急料金は、どこまで乗っても一律100円。安い!そして座席は自由席なので、例えば展望席も早く行けば座れる可能性が。
もちろん展望席の最前列をGETしました!

美しい山並のパノラマを展望席で楽しむ

f:id:masa-tetsudo:20200508184813j:plain

出発進行!長野駅を発車。しばらくは地下区間。

善光寺下駅を通過していよいよ地上へ。

f:id:masa-tetsudo:20200508184837j:plain

ちょうど長野に向かう「特急スノーモンキー」とすれ違い。

車内販売がまわってきたので、地元小布施町産のりんごジュースを購入。甘くて美味しい!

列車は本当にのんびり走行。

f:id:masa-tetsudo:20200508185050j:plain

普通列車と行き違い停車。

f:id:masa-tetsudo:20200508185119j:plain

のんびり号は、「北陸新幹線」「長野電鉄」「しなの鉄道」の三立体交差で徐行。

f:id:masa-tetsudo:20200508185141j:plain

ナイスタイミングで北陸新幹線が通過しました!やった!

f:id:masa-tetsudo:20200508185202j:plain

しばらく走って近づいてきたのは、千曲川を越える「村山橋」。

f:id:masa-tetsudo:20200508185229j:plain

のんびり号は橋の真ん中で停車。

f:id:masa-tetsudo:20200508185251j:plain

白化粧した山々と雄大な千曲川が見渡せる絶景スポット。列車が停車してのんびり眺める事ができるのは、この「ゆけむりのんびり号」だけです。

村山橋を発車しまもなく須坂に到着。

f:id:masa-tetsudo:20200508185317j:plain

長野電鉄の車両基地がある須坂では、東京から長野電鉄へ移籍してきた「元日比谷線3500系」「元東急8500系」「元成田エクスプレスのスノーモンキー」が並び、東京と錯覚してしまいそう(⁉︎)

f:id:masa-tetsudo:20200508185336j:plain

さらに奥の工場では、長野電鉄にやってきたばかりの「元日比谷線03系」の姿が。
ちょうど整備の真っ最中で、今年(2020年)にはデビューするのだとか。塗装はこのまま?それともりんごカラーになるのかな?

次の「小布施駅」では約10分停車。電車内にトイレがないので、トイレ休憩も兼ねているみたい。

f:id:masa-tetsudo:20200508184350j:plain

構内踏切から眺める「ゆけむり」。パノラマスタイルの電車はカッコいいですね!

f:id:masa-tetsudo:20200508185415j:plain

小布施駅構内で保存展示されている2000系の元へ向かいます。

アテンダントさんが「昔は長電も自前の特急を作ってたんですよー」って話してたけど、ロマンスシートが並んでて当時はかなり豪華だったんだろうなー!雰囲気が名鉄パノラマカーを思い出しました!

ちなみに、あまり時間がないのでのんびりできません(笑)見学するなら少し小走りで。

f:id:masa-tetsudo:20200508185448j:plain

信州中野駅を出ると、終点湯田中駅まで最高40‰の急勾配。モーター音を響かせながらグングン登ります。

f:id:masa-tetsudo:20200508185507j:plain

そういえば、途中いくつかのカーブの架線柱に、まるで添え木のように真新しい柱が立ってます。あとで調べてみると、スノーモンキー号が走る際に車両限界を支障しないようにカーブ区間は架線柱の片側をカットしたんだって。なるほど!

f:id:masa-tetsudo:20200508185529j:plain

信濃竹原駅で行き違いしたのは、長野駅を先発した「特急ゆけむり号」。もう折り返してきたんだ!

特急ゆけむりのんびり号は、特に急がずのんびり走行。

f:id:masa-tetsudo:20200508185618j:plain

美しい山並みのパノラマを「展望席」という名の特等席で眺めながら。

目の前が温泉!終点湯田中駅

f:id:masa-tetsudo:20200508185649j:plain

長野駅から約1時間10分。電車は終点「湯田中駅」に到着。

f:id:masa-tetsudo:20200508185707j:plain

道路からは列車が正面に。
列車を見て右側は、今は使われていない旧1番線と旧駅舎。旧駅舎は「楓の湯」という名の日帰り温泉になっています。

f:id:masa-tetsudo:20200508185737j:plain

実は今回使った切符が「日帰り楓の湯クーポン」と言って、長野〜湯田中間の往復と特急券、さらに楓の湯の入浴券がついた、とってもお得な切符。温泉はめっちゃ気持ち良かったです!!

国際色豊かなスノーモンキー

温泉にのんびり浸かって外へ出ると、駅から聞こえてきたのは『美わしの志賀高原』。列車到着時に流れる元気な音楽♪

f:id:masa-tetsudo:20200508185806j:plain

ちょうど帰りに乗車する「特急スノーモンキー号」が入線してきました。

f:id:masa-tetsudo:20200508185832j:plain

元「成田エクスプレス」として活躍し長野にやってきた253系は、「スノーモンキー号」の愛称でゆけむり号と同じく特急列車として第二の人生を過ごしています。

f:id:masa-tetsudo:20200508185849j:plain

1号車はリクライニングシートの座席と4人用個室(個室のみ指定制)。

ですが、せっかく「スノーモンキー号」に乗るならぜひおすすめなのが2号車、3号車。

f:id:masa-tetsudo:20200508185912j:plain

f:id:masa-tetsudo:20200508185945j:plain

1991年の成田エクスプレス登場時に採用されたボックス配置(現在は集団見合い配置)のシートそのまま。しかもこれ海外製(フランス・コンパン社製)なんだって。

f:id:masa-tetsudo:20200508190016j:plain

座席の一部は片持ち式で、座席の下にスーツケースが収められるように設計されたのだとか。

f:id:masa-tetsudo:20200508190039j:plain

荷物棚は飛行機のように「ふた」が付いたハットラック式。

f:id:masa-tetsudo:20200508190057j:plain

日本語と英語が同時に流れる2段ディスプレイ。

f:id:masa-tetsudo:20200508190115j:plain

デッキに行先表示があるのは、成田エクスプレスが横浜行と新宿・大宮行を併結していて誤乗防止の名残り。
随所に空港特急らしさを残した、国際色豊かな「スノーモンキー号」。近年インバウンド需要が拡大する中、この日のスノーモンキー号も海外からの旅行者が多くいて、場所が変われど253系らしさを発揮していました。

「ゆけむりのんびり号」と異なって快調に走る「特急スノーモンキー号」は、約45分で終点の「長野駅」に到着。

f:id:masa-tetsudo:20200508190151j:plain

往年の「成田エクスプレス」が止まる東京駅のような光景でした。

列車DATA

特急ゆけむりのんびり号
区間:長野〜湯田中
運行日:土休日
本数:1往復
料金:特急券(大人100円・小児50円)(別途乗車券)

www.nagaden-net.co.jp