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水島臨海鉄道貸切ツアー|希少な現役国鉄型気動車の撮影会[鉄道イベント]

鉄道コム

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岡山県倉敷市を走る「水島臨海鉄道」では、希少な「キハ30」「キハ37」「キハ38」が今でも現役で運行されています。今回は、そんな国鉄型気動車に乗車、さらに車内から撮影会を楽しんできました!

製造数はわずか!希少な通勤形気動車

今回は「サロンカーみずしまで行く岡山倉敷の旅」のオプショナルツアーである、水島臨海鉄道の貸切ツアーに参加します。

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水島臨海鉄道の「倉敷市駅」は「JR倉敷駅」からすぐ。南口を出てデッキから1階へ降りると「水島臨海鉄道のりば」の看板が見えます。

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倉敷〜三菱工前間を走る定期列車、3両編成のうち後部2両がツアーの貸切。

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受付でこんなにもいっぱいグッズを頂きました!ありがとうございます!
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発車時間が近づき、改札口へ。

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3両編成の国鉄型気動車がやってきました!

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まず水島方先頭が「キハ37」。1983年に量産先行車5両が製造されましたが、その後増備されなった希少な車両。
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5両のうち3両が今も水島臨海鉄道で活躍しています。
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中間も同じく「キハ37」ですが、こちらは国鉄標準色。
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そして最後尾、倉敷方に連結されているのは「キハ30」。1961年から通勤形気動車として製造され、非電化通勤路線で活躍してきました。

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国鉄時代に製造された気動車のほとんどは2ドアだったので、両開き3ドアはめずらしい存在。

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さらにそのドアが特徴的で、なんと外吊り式になっています!

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車体の強度の関係で、このような外吊り式が採用されたそう。車内から見てもドアの構造が独特ですね。
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この外吊り式、ドアからすきま風がヒューヒュー入ってきて乗客には不評だったそうで、以後採用される事はありませんでした。
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さらにドアまわりでびっくりなのがこのボタン。今でこそ半自動扱いの開閉ボタンは当たり前ですが、キハ30が製造された頃は手動開閉が主流。ボタンで開け閉めできたのは、きっと画期的だったのでしょう。

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車内の開閉ボタン。かなりレトロです。f:id:masa-tetsudo:20201221175314j:image

キハ30、キハ37共に車内はロングシート。
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つり革も車両の端から端までずらーっと並んでいます。

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天井に吊り下げられた扇風機。国鉄時代の面影が!
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キハ30とキハ37の連結面。運転席窓の大きさの違いがわかります。

倉敷貨物ターミナルまで特別に乗車

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抗菌加工に窓も開けられて、ウイルス対策はバッチリ!では水島臨海鉄道の旅へ出発!

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倉敷市から三菱自工前までは約35分。
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住宅街を走る水島臨海鉄道でしたが、やがて大きな煙突が車窓に見え、工業地帯へと入って行きます。

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貨物列車だけが走る港東線が左へ分かれます。

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海が近くなってきました!
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頭上に「三菱生コン」が見えると、やがて終点の「三菱自工前駅」に到着。
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営業列車はここが終点ですが、線路はこの先「倉敷貨物ターミナル駅」まで伸びます。今回の貸切では、なんと特別に倉敷貨物ターミナルまで乗車させて頂きます!

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線路が多くなり、いかにも貨物ターミナルな所へ。

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おおっ!何やらレトロな車両が見えてきた!f:id:masa-tetsudo:20201221181603j:image

やがて列車はゆっくりと停車。水島臨海鉄道の車庫も兼ねた、倉敷貨物ターミナルに到着です。 

コロナ禍の新たなスタイル!車両の中から撮影会

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本来だったらこの後線路に降り、車両撮影会をする予定でした。しかし、新型コロナウイルスの状況を踏まえ中止に。代わりに企画されたのがなんと、車両の中から撮影会!

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そう。古い車両を逆手にして、窓を開けて身を乗り出せばいいのです!
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なんて斬新な光景!

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グーっと手を伸ばせば、案外きれいに写真が撮れます。
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こちらは貨物を牽引するディーゼル機関車。前照灯もサービス!
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初めてみるカタチのディーゼル機関車ですが、これは駅構内の入換などに使われているそう。

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今乗車しているのと同じ「キハ30」ですが、こちらは部品取り用なので本線を走る事はありません。
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「キハ37」の水島臨海カラー。
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2017年に引退した「キハ20」。1957~1966年に1000両以上製造された車両ですが、今でも稼働しているのは国内で2両のみに。

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車両からの撮影会だからこそ撮れる写真。

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想像以上に楽しくて満足できる時間になりました。わざわざ車両をセッティングして下さった水島臨海鉄道さんには本当に感謝です!

DMH17エンジンの走りを噛みしめる

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「倉敷貨物ターミナル駅」を出発する時間になりました。復路は先頭に陣取り、キハ30の走りを楽しみます。
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今回の貸切列車専用のスタフ。
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ブレーキを緩め、1ノッチずつゆっくりと進段。

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水島駅付近は高架が続きます。貨物列車が走るため、行き違いができる駅は有効長が長いですね。
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日本で稼働するのはわずかとなった、DMH17エンジンの重低音と振動を全身で感じ取ります。
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やがてJR山陽本線が合流。「倉敷市駅」へと戻ってきました。

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希少な国鉄型気動車に乗車、そして車両の窓から撮影会というコロナ禍にマッチした企画と、とっても楽しいひとときとなりました。
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水島臨海鉄道の国鉄型気動車は平日朝のラッシュ時間帯のみ運用され、さらに非冷房のキハ30は冬場のみ稼働しているそう。
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いつまでも長生きしてくれる事を祈りつつ、列車たちとお別れです。