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【引退直前】近鉄特急12200系「新スナックカー」に乗ってきました!

鉄道コム

近鉄特急のイメージ一新させる新塗装が進む中、オレンジと紺の旧塗装をまとうのが「12200系」愛称は「新スナックカー」。しかし、名阪特急「ひのとり」のデビューを機に引退する事が決まっています。

最後のスズメバチ塗装

オレンジ、ブラック、ホワイト3色で明るいイメージになった新塗装。

1958年に登場した世界初の2階建て高速電車10000系「初代ビスタカー」以来、近鉄の汎用特急に使用されてきたオレンジと紺のツートンカラー。鉄道ファンからは「スズメバチ」と呼ばれていました。

誇らしい「特急」の種別。

側面の行先は「大阪難波ゆき」。「ゆき」が入った昔ながらのスタイルも、まもなく見納め。
号車表示も「サボ」。

アーバンライナー並みにリニューアルされた車内

車内はきれいにリニューアルされていて、外観とは打って変わりレトロ感はありません。

天井は間接照明ですが、荷物棚の下にも照明があるので明るい雰囲気。アーバンライナーもこんな感じでしたね。

座席下にヒーターがあるので一見狭そうですが…

実は「切れ込み」があるので、窮屈感はありません。

座席の後ろにテーブルはありませんが…

肘掛けから出てくるテーブル。座席をくるっと回してボックスにしてもテーブルが使用できるように、観光輸送の近鉄特急ならではの装備。ただし、テーブルが小さいのはたまに傷。

スクロールの案内表示はありませんが、号車表示と禁煙のマーク。
そういえば近鉄特急はつい最近まで喫煙車がありましたね。汎用特急でも喫煙室が設置されるようになりましたが、引退が決まっている12200系には喫煙室はありません。

デッキにはシャッターが閉まった区画が。もしかしてこれがスナックカーの「スナックコーナー」だった場所か!
(と思いきや、のちに調べたら車内販売準備室というスペースでした。残念)

トイレのあるデッキには、扉のすぐ前に洗面台があるのがおもしろい!
あれ?水が出ない。
実は洗面台の下にあるレバーを踏んで水を出すのです。もう全部独特すぎる!

2020年度末まで、最後の力走

「格差特急」と言われてきた12200系が活躍するのも残りわずか。
80000系「ひのとり」のデビューにより、大阪難波〜名古屋駅を毎時30分に発車する名阪特急は順次「アーバンライナー」に置き換わります。「ひのとり」のデビューにより、12200系は2020年度末(2021年3月末まで)に順次特急列車の運用から外れ、姿を消していきます。

1969年から1976年まで大量に製造され、2000年代までは近鉄特急の最大勢力だった12200系。旧国鉄の485系とほぼ同年代。おじいちゃん特急最後の活躍、皆さんもぜひ狙って乗車してみては。