2020年12月に開催された、関東鉄道の「プレミアム50乗車会&撮影会」。新型車両に置き換えが進む「キハ310」に乗車、車両基地での撮影会、さらにファンを喜ばせる様々な仕掛けが盛り沢山。エモさ満点のイベントでした！
＊2020年12月の情報を基に作成しています
関鉄最古参の通勤形気動車
関東鉄道とつくばエクスプレスが交差する「守谷駅」からスタート。
関東鉄道の改札へ。
受付を済ませると「常総線の一日フリーきっぷ」そしてなんと「急行券」を頂きました！イベントの貸切列車は「急行」種別で運転するみたい。
今日の貸切列車と同じスタフが発売されていました！このイベントで貰った地域共通クーポンで早速購入。
一緒についていた缶バッチ。もしや今日のヘッドマーク！？
ホームに降りると、発車案内には「急行 下館」の表示が。臨時とか貸切じゃなくてびっくり！これはもしやレア？
後から調べたら普段急行は運転されていないので、めっちゃレア表示！
行先幕をクルクル回しながら入線！
おおっ！カッコいいヘッドマークが着いてる！
「急行つくばね」は、1987年に廃止された「関東鉄道 筑波線」でかつて走っていたのだそう。下館方のヘッドマークは、当時装着されてた本物なんだって！
側面にはサボに見立てたステッカーが。芸が細かい！
では車内へ。
歓迎！ありがとうございます！
関東鉄道は通勤路線でもあるので、車内はロングシート。
窓は、上と下の2段開き。
いかにも後付けなクーラー。
それに扇風機まで。随所にレトロさが感じられます。
それもそのはず。この車両は1977(昭和52)年生まれの御年43歳。関東鉄道の現役車両の中で最古参なのだそう。
さっき購入したのと同じスタフが運転席に。後から気づいたけど「急行2両」のステッカーわざわざ作ったの！？運転士さんマニアだ！笑
エモい仕掛け満載の急行つくばね号
「出発進行！」
関東鉄道でアルプスの牧場が聞けるとは思わなかった。(関東鉄道プレミアム50乗車会&撮影会) pic.twitter.com/nl4trsxxcM
— マサテツ (@masatetsudo) 2020年12月7日
列車はゆっくりと守谷駅を離れます。
非電化だけど複線区間。ローカル線っぽく見えてそうではない、なんだか見慣れない光景です。
右側に「水海道車両基地」が見えてきました。このイベント最後の目的地ですね。
途中随所に停車駅があり、それぞれホームに降りて撮影タイムが設けられています。列車は最初の停車駅「水海道駅」に到着。
エモい。
シンプルな顔つきなんだけど、それがまたエモい。
さらに今日はヘッドマークまで着けてもらって、もう最高にエモい。
「キハ310」の活躍は、平日の朝のラッシュ時に取手〜水海道間で運用されるのみ。こうして休日に運転、さらに水海道から先へ運転されるのはかなりレアなのです！
水海道を発車すると、さっきまでの住宅街が一変。のどかな田園風景が広がります。
遠くに見えてきたのは「筑波山」。急行「つくばね」は筑波山の異称「筑波嶺」から名付けられました。今日は天気が良いので、頂上までくっきり見えますね。
水海道から単線区間に入った「急行つくばね」。「石下駅」では列車交換のため停車。
やってきたのは単行列車。
あらっ！えらいかわいい娘がラッピングされてました！
あと、しれーっと行先幕が変わってました。試運転！エモい！
ちなみにさっきから「エモい」を連呼してますが、この日の車掌さんは「エモい」推しだったので、それに倣ってエモさ満点で行きます。
「下妻駅」。すぐにやってきた「キハ5000」と交換。
停車時間が11分あったので、しばし撮影タイム。
あれっ、今度は新守谷になってる！他の人の話を聞いてると、レアな表示だそうです！
「大宝駅」に到着。ここでは後続の「快速」を通過待ち。なんでも追い越しは、なんと関東鉄道初めての試みなのだそう。
決定的瞬間を収めるためにカメラを構える皆さん。
来た！
ビューーーン。エモい！
あっという間に行ってしまいました。
「騰波ノ江駅」。交換列車は「キハ5020」。
関東鉄道の最古参と最新車両が並びました！
このように、今回のイベントは行き違い駅で色々な種類の列車と並ぶように、わざわざ運用を組んだとの事。すごい！関東鉄道さんのサービス精神に脱帽です。
「黒子駅」に到着。ここでは列車交換はないのでのんびり。
今はほとんど使われていない線路。かつては砕石の積み込み設備があったんだって。
夏になるとビール列車が入線するそう。キハの香りを肴にビール、最高ですやん！
右後ろにチラリと見えるのは桜の木。春になると綺麗な光景が見られそうです。
「大田郷駅」で下り最後の列車交換。やってきたのは…
またまたかわいいラッピング！
関東鉄道とつくばエクスプレスの鉄道むすめコラボラッピング！
どこまでも楽しませてくれる関東鉄道さん。エモい！
さて「急行つくばね」は終点「下館駅」へゆっくりと入線。
車内販売がまわる車内
「下館駅」に到着。
運転士さんは折り返しの準備中。
私が乗る車両、今度は最後尾に。さっきから放送の度に流れるオルゴール。本当にネジを巻いて鳴らしてるんですね！初めて見た！
「急行つくばね」は水海道車両基地へ向けて出発。車内ではグッズの車内販売がスタート。
カートを押しながら車内を回る…。まさに新幹線の車内販売(笑)
かわいいハンドタオルを購入しました！
上りは急行本来の走りで快調に運転。列車交換は「石下駅」で。太陽がキハ320を照らすエモい光景が見られました。
「急行つくばね」は水海道に到着。列車はこのまま水海道車両基地へ。
この後は水海道車両基地での撮影会。イベントはまだまだ続きます！
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