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近畿日本鉄道の「特急 ひのとり」|2021年ブルーリボン賞受賞!名阪特急新時代

鉄道コム

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鉄道友の会が選定する2021年ブルーリボン賞を受賞した、近畿日本鉄道の「ひのとり」。2021年には大阪難波と名古屋を結ぶ毎時00分発の名阪甲特急がすべて「ひのとり」に置き換わりました。近鉄名阪特急の新時代、くつろぎのアップグレードを堪能してきました!

*2020年12月の情報を基に作成しています

前面展望ばっちり!ひのとりのプレミアム車両

2020年も色々な車両が世にデビューしましたが、関西と名古屋を頻繁に行き来する私個人としては、近鉄特急「ひのとり」は一番印象に残った車両です。

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「ひのとり」の車内の様子などは、試乗会に参加した記事で紹介しました。今回は名古屋から大阪難波へ、約2時間10分の「ひのとり」の旅の様子をご紹介します。

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「近鉄名古屋駅」に入線する「ひのとり」。
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名古屋駅と大阪難波駅には、ひのとりの到着に合わせて暖色LEDライトが点灯。メタリックレッドのボディカラーが映えるように仕組まれているのです。これには驚き!
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デビューから半年以上経った今でも、多くの人が「ひのとり」にカメラを向けています。
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6両編成または8両編成のうち、最前部と最後部の2両が「プレミアム車両」、その他が「レギュラー車両」となっています。今回は、プレミアム車両の最前部に乗車します!

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ハイデッキ構造のプレミアム車両へ。
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車内に並ぶ、重厚なプレミアムシート!すごい!

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プレミアム車両の最前部に座れば展望は最高!さらに真ん中のB席なら、視界が遮られることないベストポジションで前面展望を楽しめます。

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発車前に、プレミアム車両のデッキにあるカフェスペースでホットコーヒーを購入。
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セルフサービスですがコーヒーが200円で飲めて、しかも挽きたてなので美味なのです!私は毎回利用しています。

特急街道、名古屋線を走るひのとり

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名古屋を発車するとすぐ、地下から地上へと上がります。
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天窓もある運転席からの車窓は最高!青空が気持ちいい!

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運転支援装置の音声が、車内にも響き渡ります。

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名古屋と伊勢志摩を結ぶ「しまかぜ」と離合。
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四日市は三重県でも比較的人口の多い市ですが、ひのとりは華麗に通過。

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四日市を過ぎると、左側には四日市工業地帯が見えてきます。

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「ひのとり」と離合!この秋から8両編成が登場し、名阪甲特急のほとんどが「ひのとり」になりました。
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ひのとりを追ってきたのは12200系「新スナックカー」。近鉄特急の中で最古参の車両ですが、ひのとりの増備に伴い2021年に定期運用から引退しました。

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車内のディスプレイには、津からの乗り換え列車の案内が表示されています。
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名古屋から45分で「津駅」に到着。ここで乗務員が交代。

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遠くまで見渡せる澄んだ空気、どんよりとした雲。外は寒々とした冬空が広がっています。

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そんな寒い日にもありがたいのが、プレミアムシートに付いているヒーター。腰のあたりがポカポカになるので、とっても重宝します!

山間部を抜けて大阪へ

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「ひのとり」は中川短絡線へ。奥には大阪から鳥羽方面へ走る伊勢志摩ライナーが見えます。名阪ノンストップの時代は、中川短絡線で運転士と車掌が交代していました。

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「ひのとり」は名古屋線から大阪線へ。しばらくは山間部を走ります。
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全長5652mの新青山トンネルへ。トンネル内は22‰の勾配ですが、ひのとりは最高速度の130km/hで走り抜けます。

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桜井から山間部を抜けて住宅街へ。橿原線が交差する「大和八木駅」に到着。一部の「ひのとり」は大和八木にも停車し京都方面への特急と連絡します。
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大和八木を出るとすぐ右側に見えてくるのは、大阪線と橿原線を結ぶ短絡線。京都と伊勢を結ぶ特急がこの短絡線を使用します。
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五位堂車庫、高安車庫を過ぎ、いよいよ大阪府内へ。
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右側から奈良線が合流し2層構造の「布施駅」を通過。
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複々線を走る「ひのとり」。まもなく鶴橋に到着します。
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JR大阪環状線の乗換駅「鶴橋駅」に到着。私はここで下車しますが、ひのとりはこの先地下線へ入り大阪上本町、そして終点「大阪難波駅」へと走ります。

名古屋から大阪難波までは約2時間10分。快適でくつろぎの車内で新幹線と勝負する「特急ひのとり」。近鉄特急の新時代を象徴する列車です。

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ひのとり公式サイト

www.kintetsu.co.jp