水戸岡鋭治氏デザインの特別車両で特製スイーツをいただく!富士急行線の「富士山ビュー特急」に乗ってきました!
*2022年5月の情報を基に作成しています
真っ赤なボディが自然に映える観光列車
新宿から富士急行線へ直通する「特急 富士回遊」に乗って約1時間50分。
やってきたのは「河口湖駅」。駅の背後には富士山の姿が!
まずは、河口湖駅前にに保存されている「モ1号」にご挨拶。今年から社名が「富士山麓電気鉄道」に変わり、モ1号が運行されていた1929年当時の社名が復活したのが最近の話題です。
改札を抜けると、ホームにはすでに「富士山ビュー特急」の姿が!
自然に映える真っ赤な色に包まれたボディ。
近未来的な流線美。
そしてゴールドのロゴサインが豪華さを演出しています。どの角度からみてもカッコいい!
木をふんだんに使ったおしゃれな車内
まずは1号車の特別車両の車内へ。こちらは特急券の他に特別車両料金が必要です。木のぬくもりが感じられる、落ち着いた空間。
カラフルで色彩豊かなボックスシート。大きなテーブルが備え付けられていて、ゆったり過ごせそう。
車内には販売カウンターがあり、ドリンクやオリジナルグッズなどが販売されています。
続いては2号車、3号車へ。こちらは特急券だけで利用でき、席は自由席。こちらの車両も木がふんだんに使用されています。
「富士山ビュー特急」は、JR九州を中心に数多くの観光列車をプロデュースしてきた水戸岡鋭治氏がデザイン。元は新宿と御殿場を結ぶJRの特急車両でしたが、見事に楽しい観光列車へと変身したのです!
ハイランドリゾートのパティシエ監修の特製スイーツ
それでは自席へ。席番が書かれたチケットも水戸岡氏デザインでおしゃれ!
土日祝日には、富士急ハイランドにある「ハイランドリゾートホテル」のシェフパティシエが監修したスイーツがいただける「スイーツプラン」が設定されています。今回はスイーツプランを事前に予約。列車に揺られながら本格スイーツをいただきます!
列車はゆっくりと「河口湖駅」を発車。この先「富士山駅」までは前面展望。大きな前面窓の向こうには自然豊かな景色が広がります。
いよいよスイーツが運ばれてきました!美味しそう!先に説明すると、富士山のカタチをしたショコラムースの上に雲パンが浮かんでいるのです。見た目からこだわりが凄い!
まずはプレートにのった2種類のスイーツから。
カスタードクリームにフランボワーズを混ぜたエクレア。甘酸っぱくてさわやか味。
雪を被った富士山のカタチをしたショコラ。濃厚なチョコレートムースに、中のピスタチオクリームがマッチ。いずれも水戸岡氏デザインのピックがワンポイント。
生地にクリームチーズを練り込んだふわふわモチモチの雲パンは、桃とぶどうの2種類のジャムとともにいただきました。
ソフトドリンクはおかわり自由。美味しいのはもちろん、見た目からも楽しむことができるスイーツたち。大満足でした!
富士急行で1番の富士山ビュースポット
ゆったりとした時間が流れる特別車両の車内。列車は大月へ向かって、約500mの高低差を下って行きます。
「富士山ビュー特急」は、富士急行線で1番の富士山ビュースポットをゆっくりと通過。ほんの少し雲がかかってるものの、まだ山頂に雪が残った富士山の美しい姿が目の前に!素晴らしい!
やがて列車はリニア実験線の下を通過。
最後に山の隙間からチラリと富士山を望むと、まもなく終点の大月。
「富士山ビュー特急」は終点「大月駅」に到着。河口湖から約50分。もう少しゆっくり乗っていたいという気持ちもありますが、特別な時間を過ごすことができました!
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