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富士急行線さよなら1000系1202号編成イベント|リバイバルカラー車両が引退

鉄道コム

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京王電鉄から富士急行線に譲渡され53年間に渡って活躍した1000系1202号編成(京王5000系)が、2020年10月28日をもって引退することに。今回は、1202号編成最後の勇姿を見届けるさよならツアーに参加してきました!

「富士回遊」は乗り換えなしで富士急行線へ

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今回は「富士急トラベル」主催の『富士急行線さよなら1000系1202号編成』

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まずは、富士急行線へ直通する「特急 富士回遊」に乗車。

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「河口湖駅」までは約1時間50分。ホームに降りると、さっそく向こうに今日の主役がチラリ。

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この日の天気はご覧の通り。初冠雪を観測したばかりの富士山がくっきりと望めます。 

河口湖駅で1202号編成の撮影会

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イベント1つめは、1000系1202号編成の撮影会。河口湖駅隣の留置線へ特別に入り、思う存分写真を撮らせていただきます!

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なんとこの日の撮影会のために、特別に京王電鉄から借りてきた3種類のヘッドマークを掲出。「陣馬」「高尾」は高尾線直通の臨時特急、「迎光」は大晦日から元旦にかけて運転される臨時特急に、それぞれ掲出されていたのだそう。

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1202号編成の隣には、今後も引き続き活躍を続ける1205号編成「富士登山電車」。

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1202号編成のボディは、昭和30年代から採用されていた旧標準色が塗装されています。青色と水色を基調に白帯が入った3色塗装は、現代に見ても華やかで美しいボディカラーです。

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今回の主役ではありませんが、隣に留め置かれた6000系やE353系にもライトが灯されていたのは、富士急行さんの嬉しい配慮。

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大先輩である1202号編成の最後を見送るように並べられていました。 

トーマス号に乗って洗車機体験

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イベント2つめは、洗車機体験。トーマス号に乗車し洗車機の通過を車内から体験させていただきます。

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踏切の奥。2番線から伸びる線路の先にある茶色い機械が、自動で車体を洗う洗車機。

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「シャーーーーッ。ゴゴゴゴゴゴゴゴ」

車内に響く、水しぶきとブラシが勢いよく窓を叩きつける音。

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洗車機を通過し水が滴り落ちる窓からは、営業車では入線しない富士急線の末端から望む富士山。今日だけの特別な光景です。

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洗車機体験のトーマス号は再び河口湖駅2番線へ。
この後は次のイベントまでしばらく時間があるので休憩。駅舎前ではオリジナルグッズの発売会。多くの人がグッズを求めて列をなしていました。 

最後の転換クロスシート車両!1202号編成に乗車

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イベント3つめ。いよいよお待ちかね、1202号編成に乗車します!3番線にゆっくりと入線してきた1000系1202号編成。

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団体専用の表示と、惜別のヘッドマーク。

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1000系1202号編成は、1967(昭和42)年に当時の京王帝都電鉄5000系として製造されました。

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富士急行線にやってきたのは1994(平成6)年。以来26年に渡って活躍。

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京王時代はロングシートでしたが、富士急行線入線時に転換クロスシートに改造されました。しかし、ロングシートの6000系への置き換えが進み、最後の転換クロスシート車両となってしまいました。

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河口湖駅を発車した電車は、数分で「富士山駅」に到着。

電車工場でサプライズ!

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富士山駅では、イベント3つめ。電車工場を見学させて頂きます。

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工場の中にいたのは「富士山ビュー特急」じゃないですか!

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電車工場らしく、普段ならこんなに近くでお目にかかれない台車が目の前。

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富士山ビュー特急の床下もよく見えます。

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富士山ビュー特急の正面へ。特徴的な流線形に水戸岡鋭治氏によってデザインされた真っ赤なボディが、とにかくカッコいい!個人的に、私の好きな車両の中で1、2を争います。

ここでなんと、予定表にはなかったサプライズ。なんと富士山ビュー特急の中を見学させて下さるとの事。これは嬉しい!!

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富士山ビュー特急は一度乗車した事がありますが、改めてみてもおしゃれで素晴らしい車内。

床・壁面・天井に至るまで木材をふんだんに使った、ぬくもりのある空間。水戸岡氏らしいビビットで鮮やかなシートモケット。落ち着いた気持ちにさせてくれる照明の使い方。

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フリードリンクやスイーツプランが用意されている、1号車の特別車両。

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また特別車両に乗って富士山を眺めながら美味しいスイーツが食べられる日を、楽しみに待っています。

車内見学だけでなく、なんとなんと運転席にも座らせてくれるという。なんて太っ腹な富士急行さん!

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運転席から見る光景。運転士さんにしか見る事ができない、とーっても貴重な体験。

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記念写真も撮って頂きました。「出発進行!」

興奮冷めやらぬ中、工場見学のあとはランチタイム。お弁当を用意して下さるとの事でしたが…

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待っていたのはステーキ専門店のキッチンカー。

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贅沢にもステーキ丼を頂けるなんて。太っ腹を通り越して恐縮しちゃいます…

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「富士山駅」は、2011年に駅ビルのリニューアルとともに富士吉田駅から富士山駅に改称されました。

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駅ビルの6階まで登ると、屋上に富士山を眺められる展望デッキがあります。

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今日は天気がいいからご覧の通り。うっすら雪化粧したきれいな富士山が一望!

富士山駅ホームから撮影会

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富士山駅のホームに戻り、続いてイベント4つめ。今度はホームで1000系1202号編成の撮影会。

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富士山駅と1202号編成。

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編成全体の写真も撮影できました。

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製造から53年、満身創痍の姿が目立ちました。

富士の麓でブルートレイン富士に出会う!ブルートレインテラス

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富士山駅での撮影会を終え、1202号編成は再びツアー客を乗せて発車。

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最後の姿を撮影しようと、沿線には多くのカメラマンの姿が。

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右手に旧フジサン特急が見えてくると、電車は「下吉田駅」に到着。

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2009年にリニューアルされた下吉田駅では、5つ目のイベント。富士急行にゆかりのある車両を展示した「ブルートレインテラス」を見学します。

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その名の通り、展示車両の中でも1番目立つのは「ブルートレイン」。

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1972(昭和47)年に製造された「スハネフ14 20」。2010年の上野発金沢行き最後の「寝台特急 北陸」の最後尾を務めたのが、まさにこの車両なのだそう。

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富士急行線に寝台特急が入線した事はありませんが「富士」のいう愛称にちなみ、ここ下吉田駅で展示されているのです。

土休日のみですが、車内も見学ができます。

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すべてが当時のまま。

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寝台列車らしく、2カ所ある洗面台。ウォータークーラーも懐かしのアイテム。

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唯一当時と違うのは、窓から眺める富士山の姿でしょうか。

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ブルートレインを眺めながらコーヒーを頂く。至福のひとときです。

ブルートレインテラスでは、他にも富士急行にゆかりのある車両が展示されています。

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JRからの臨時列車として入線した165系。頭だけなのは残念。

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2019年まで活躍した、5000形トーマスランド号。

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きかんしゃトーマスに装飾された車内も、当時のまま残されています。子どもたちの笑い声が今にも聞こえてきそうです。

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トーマスと見つめ合える座席まで(笑)

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奥には初代「フジサン特急」。JRのジョイフルトレイン「パノラマエクスプレスアルプス」を再改造した車両でした。

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下吉田駅に到着した「富士回遊」。懐かしの車両から新しい車両まで様々な車両とふれあっていると、時間が経つのもあっという間。

惜別ヘッドマークと記念撮影と最後のサプライズ

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さよなら1000系1202号編成ツアーも、まもなく終わり。次は終点「大月駅」。

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1202号編成から富士山を眺めるのも、これが最後。

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最後6つ目のイベントはなんと、惜別ヘッドマークとの記念撮影。撮影会の時、実際に掲出されたヘッドマークだそうです。

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夕日を浴びながら1202号編成は最後の力走。

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電車は定刻通り、終点の「大月駅」に到着。これで旅は終了。かと思いきや、まだ最後にサプライズが待ち受けていました!

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側線に留め置かれていた京王カラーの1001号編成が、ゆっくりとホームへ進入。

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1202号編成と連結!

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1001+1202の4両編成となった電車は、普通電車として再び河口湖へと戻って行きました。
最後の最後まで楽しませてくれた1000系1202号編成と富士急行の皆さまに感謝!ありがとうございました。

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