自然豊かな中国地方では、海や山の風景を楽しむ観光列車が数多くあります。さらに車内では地元の特産品を使った"食"を楽しむオプションが充実しているのも特徴。トロッコ列車からSL列車まで様々な種類の観光列車が走ります。今回は中国地方を走る観光列車をご紹介します!
岡山県の観光列車
[岡山県を走る観光列車]ラ・マルせとうち、ラ・マルしまなみ、ラ・マルことひら、SAKU美SAKU楽、ノスタルジーなど
ラ・マル・ド・ボア
瀬戸内エリアを走る観光列車「ラ・マル・ド・ボア」。岡山を起点に「ラ・マルしまなみ」岡山〜尾道間、「ラ・マルせとうち」岡山〜宇野間、「ラ・マルことひら」岡山〜琴平間の3列車があり、運転日によって列車名と行き先が異なります。
旅行鞄に見立てた窓まわりなど、おしゃれな外観。フローリングの床にリクライニングシートやカウンター席がゆったり配置された車内。事前に予約すれば、スイーツBOXをいただきながら瀬戸内海の海の景色を楽しむことができます。
▽ラ・マル・ド・ボアの詳しい記事はこちら!
SAKU美SAKU楽(さくびさくら)
岡山駅から、岡山県県北地域の津山まで運行される観光列車。淡いピンク色がかわいいボディーは、岡山県北エリアに数多く名所がある桜をイメージしています。
「SAKU美SAKU楽」は旅行商品として発売されていて、乗車と食事がセットになっています。岡山の郷土料理である「かえし寿司」や、ミシュラン1つ星シェフが監修したお弁当など、沿線や瀬戸内エリアの食材を使ったお料理が楽しめます。
▽SAKU美SAKU楽の詳しい記事はこちら!
広島県の観光列車
[広島県を走る観光列車]エトセトラなど
エトセトラ(etSETOea)
あ
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山口県の観光列車
[山口県を走る観光列車]SLやまぐち、〇〇のはなし、清流みはらし列車、とことこトレインなど
〇〇のはなし(まるまるのはなし)
山口県の山陰本線を走る観光列車「〇〇のはなし」。車両ごとに和と洋でデザインが異なり、どちらの車両も海の景色が見やすいように座席が配置されています。列車は響灘沿いを走行。美しい海の車窓がどこまでも続きます。
事前に予約すると、金子みすゞさんにちなんだおかずが詰まった「みすゞのふるさと弁当」や、萩の洋菓子店のスイーツセットなどが車内で楽しめます。
▽〇〇のはなしの詳しい記事はこちら!
清流みはらし列車
あ
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とことこトレイン
山口県の国鉄岩日線の末成線となった区間を走るのが「とことこトレイン」。車両は2005年の愛知万博で使用された「グローバルトラム」と呼ばれる電気自動車。
とことこトレインはトンネルの中で停車。幻想的なイルミネーションをゆっくりと楽しむことができます。
▽とことこトレインの詳しい記事はこちら!
鳥取県の観光列車
[鳥取県を走る観光列車]あめつち、昭和・八頭号など
あめつち
鳥取県の「鳥取駅」と島根県の「出雲市駅」間を走る観光列車。列車名の由来は、日本最古の歴史書である古事記の書き出し「天地の初発のとき」から。エンブレムや車内の装飾品などに、山陰地方の伝統工芸品が其処彼処にあしらわれています。
車内では事前予約制で、山陰地方の食材をふんだんに使った「あめつち御膳」や、茶の湯文化が残る松江市の老舗菓子司の和菓子詰め合わせなどが頂けます。車窓に山陰の美しい自然を眺めながら、あめつちの旅を楽しんでみては!
▽あめつちの詳しい記事はこちら!
島根県の観光列車
[島根県を走る観光列車]あめつち、奥出雲おろち号など
奥出雲おろち号
山間部ののどかな車窓や三段式スイッチバックと、見どころ満載の木次線を走るトロッコ列車。DE15というディーゼル機関車が引く、貴重な客車列車です。
「奥出雲おろち号」は、車内に乗り込んだりホームで発売したりと、何種類もの車内販売がやってくる車内販売天国。事前に予約が必要なものもあるので、乗車前には公式サイトのチェックをお忘れなく!
▽奥出雲おろち号の詳しい記事はこちら!
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